YGG初の新馬勝ち!勢いに乗るクラブ
去る9月26日、YGGオーナーズクラブ所属のドライスタウトくん(牡2・父シニスターミニスター)が新馬戦勝利という偉業を成し遂げました。
のど鳴り疑惑からはじまり、熱発によるタン絡み事件などの頓挫を経ての勝利だけに、感慨もひとしお。零細一口馬主の私にとって、シルクのビジューブリランテに続く新馬戦2勝目となりました。本当にありがとう!!
まさか、といったらYGGさんに失礼ですが、新馬戦を勝つとは思ってもいませんでした(笑)。だってブルーからYGGに名称が変更されてから新馬戦を勝っていませんでしたからね。ブルー時代にまでさかのぼっても、2015年のレディエントブルー以来の快挙です。
ただ今年は10月中旬までに中央で8勝を挙げており、勝率は8.2%。もう少しで1割に到達するかといったところです。昨年までの勝率が2.7%(2020年)、3.2%(2019年)と比べると、雲泥の差です。地方でもすでに14勝。中央でダメでも、地方に活路を見出して確実に賞金を稼いでいこうとする姿勢は好感が持てます。もしかしたら晩成型でのちのちエライ馬に成長する可能性もありますからね。積極的に地方で運用してくれるクラブは一口馬主にとってはありがたいものです。
ドライスタウトがデビューする以前は、今年はYGGの馬に出資するのはやめておこうかと思いましたが、いまや時代はYGGです。出資する以外に何の選択肢があろうか。いや、ない。
ということで、今年の先行募集に先駆け、ついにライト会員からベーシック会員へと移行いたしました!!
ベーシック会員のメリットとデメリット
まずはデメリット面を見ていきます。
ベーシック会員のデメリットはただ1点、会費が発生するということです。ライト会員時代は年会費を払うだけで済みましたから、これは大きな違いです。ベーシック会員への移行を迷われている方も、ここが大きな障害となっているのではないでしょうか。
月会費は出資口数により変動するシステムです。1口だけなら825円。4口以上で3300円です。
出資口数 | 月会費 |
1口 | 825円 |
2口 | 1650円 |
3口 | 2475円 |
4口以上 | 3300円 |
これはバヌーシーとまったく同じですね。当初バヌーシーも月会費が無料だったことを考えると、なんらかの諸事情があった様子がうかがえます。そのあたりの大人の事情はよくわかりません。
ただし、デメリットで挙げられるのはこのくらいです。
次にメリット面を見ていきましょう。
メリット面としてもっとも大きいのは、ライト会員からベーシック会員への移行にあたり3万ポイントが付与されるという点です。しかも今年の募集から使えて、永久不滅。どこのセゾングループやねんと思わずツッコミを入れてしまいたくなりますが、これは大変ありがたいですね。
じつは今年募集される馬のなかで出資したいと思える馬が何頭かいたので、今年の募集から使えるのであればいいなと思ったのも、ベーシック会員への移行を決めた理由のひとつです。
また、そのほか「エコポイントキャンペーン」「YGG一筋&クラブ掛け持ちキャンペーン」「大口出資(4口以上)キャンペーン」というポイント還元キャンペーンが発表されています。すべてを合わせると、最大で4万8000ポイント還元という形になります。
ようは、「ライト会員の廃止ごめんね。会費分をポイントで還元するから許してちょ」ってことですね。
キャンペーン名 | 還元ポイント | 付与期間 | ポイント |
ライトからベーシック会員移行キャンペーン | 30000 | 移行後すぐ | 今年の募集馬から使える。永久不滅 |
新規入会キャンペーン | 30000 | 初回出資成立後 | 最初の出資には使えない。2回目以降の出資から使用可能なので、ひとまず1頭安い馬で入会しておいて、その後、他の馬に出資する形がベター |
エコポイントキャンペン | 500(毎月) | 毎月の精算後 | 最大で6000ポイント |
YGG一筋&クラブ掛け持ちキャンペーン | 6000 | 2022年1月ごろ | 2021年12月末までに入会済みの全会員に付与 |
大口出資キャンペーン | 6000 | 2022年4月ごろ | 2020年産駒に4口以上出資が条件。 |
ポイントを付与されても、出資したいと思えるような馬がいなければ意味がないのですが、今年募集される2歳馬と当歳馬で複数頭出資したいと思ったので、現状ポイントキャンペーンは大変ありがたい企画です。
ライトからベーシック会員への移行キャンペーンのポイントは即座に振り込まれるのもいいですね。私のポイント残高パワーも3万となりました。
ただ問題は、使用期限ですよね。ベーシック会員への移行ポイントは使用期限がないということでしたが、そのほかのポイントについてはとくに明記されておりません。
商売を考えるのであれば、当年限り、たとえば2021年募集のみ使用可、2022年募集のみ使用可としておくのがマストなのでしょうが、はたしてどうなるでしょうか。せめて今年募集される当歳馬を、これから付与されるであろうエコポイントと掛け持ちキャンペーン分のポイントで出資できるとよいのですが。
ともあれ、YGGの2021年度先行募集は10月30日からです。ドライスタウト、および地方戦での活躍でがぜん注目度が上がっていますから、いままでのように様子見できる馬は少なくなるかもしれません。いい馬はすぐに埋まってしまうことが予想されますから、出資したいと思った馬には早々に申し込みを入れたほうがいいかなと考えています。
次回は検討編①でお会いしましょう。といっても、もうすでに心は決まっているので検討するまでもないのですが、一応ブログのネタにもなりますので(笑)。