【シルクホースクラブ】ドライスタウトの勝利で一口馬主通算10勝目!誰も興味なさそうだけど、これまでの10勝をプレイバック【YGGオーナーズクラブ】

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一口馬主全般
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5世代8頭に出資しました

 2021年11月13日オキザリス賞でのドライスタウトの勝利により、一口馬主をはじめてから通算で10勝目をあげることができました。

 初めて出資したのは2014年産のブルビネラ。2016年産の馬には出資していないので、これまで出資した馬は全5世代全8頭となります。

・ブルビネラ(・2014年産・シルクホースクラブ) 2戦1勝(引退)
・ミスティックグロウ(・2015年産・シルクホースクラブ) 7戦3勝(引退)
・ラソワドール(・2015年産・シルクホースクラブ) 9戦1勝(引退)
ミスビアンカ・2017年産・シルクホースクラブ) 12戦2勝(現役)
・エルスネル(・2017年産・シルクホースクラブ) 6戦0勝(引退)
ビジューブリランテ・2018年産・シルクホースクラブ) 5戦1勝(現役)
ドライスタウト・2019年産・YGGオーナーズクラブ) 2戦2勝(現役)
ハイアキュレイト・2019年産・ノルマンディーオーナーズクラブ) 新馬・未出走(現役)

 ※現役馬は黒太字

 ブルビネラのデビューが2016年なので、もう5年も経つのかと思うと感慨深いものがあります。ドライスタウトの勝利で区切りの10勝目を迎えることができたので、備忘録の意味も込めて、これまでの全10勝を振り返ってみたいと思います。

初勝利 2016年12月24日 中山 2歳未勝利 ダ1800m ブルビネラ

 ブルビネラの父はヴィクトワールピサ、母はキューティゴールドです。ジャパンカップや秋華賞を制したショウナンパンドラの半妹であり、ステイゴールドを近親に持つ超良血馬です。

 知人に誘われて一口馬主を始めてみようと思ったときに取り寄せたのが、シルクとキャロットのカタログ。このときはすでに募集は始まっていて、余った馬のなかから選ぶ形でした。

 このときはまだ馬の見方など何もわかっておらず、たんに血統がすごいからという理由で出資した記憶があります。2016年11月5日に迎えた2歳新馬戦では惜しくも3着でしたが、その翌月のクリスマスイブに行なわれた未勝利戦で見事に勝利。初出資馬にして初勝利をプレゼントしてくれました。しかも2着馬に10馬身差をつける快勝でしたから、ものすごく興奮したことを覚えています。

 残念ながら口取りには外れてしまいましたが、レース後に石川騎手から馬券にサインをもらいました。宝物です。

 しかしその後は残念ながらケガで引退。繁殖入りを果たすも、オーストラリアに渡ってしまったので、産駒に出資することもかないませんでした。残念。いつか逆輸入される日が来ることを楽しみにしています。

2勝目 2017年9月18日 中山 2歳未勝利 芝1600m ラソワドール

 一口馬主2世代目はラソワドール(父ゴールドアリュール、母ルシルク)とミスティックグロウ(父オルフェーヴル、母ミスティックリップス)の2頭に出資。そのうちラソワドールは育成が順調に進み、2017年7月30日にデビュー戦を迎えました。鞍上は福永騎手です。

 このときはレイエンダの前に後塵を拝してしまったわけですが、いまでもなぜこのレースをデビュー戦に選んだのか不思議で仕方ありません。もう少し楽な相手を選んでほしかったというのが本音です。

 その後、8月の未勝利戦での2着を挟んだのち、鞍上にルメールを迎えた9月18日の未勝利戦で見事に初勝利をゲット。一口馬主通算2勝目となりました。のちオープンまで進むハーレムラインをくだしているので決して弱いメンツではなかったと思います。

 しかしその後は500万下(現1勝クラス)を勝ち切れず、しまいには蹄のケガで長期休養。復帰後は完全に競走馬としてのピークを過ぎてしまっていました。

 返すがえすも、やはり最初の2戦がムダだったのかなと思ってなりません。また蹄のケガも完全に厩舎側の不注意によるものだと思っていますし、これ以降、戸田厩舎の馬には絶対出資しないと心に誓ったのでした。

3勝目 2018年6月3日 東京 3歳未勝利 芝2000m  ミスティックグロウ

 2世代目の2頭のうち、ミスティックグロウは体質が弱く、デビュー戦が3歳6月にまでずれ込みました。未出走での引退も覚悟したほどです。ところが上がり3ハロン33秒0という鬼脚を使い、既走馬相手に堂々の勝利。東京競馬場で応援していた私は大興奮でした。

 ですが正直惨敗も覚悟していたので、馬券は単複100円のみしか買っていませんでした。なんてもったいない。この時以来、どんなオッズであれ、最低単複1000円は買おうと心に決めたのでした。どうでもいいですね。

4勝目 2018年8月11日 新潟 3歳上500万下 芝2000m ミスティックグロウ

 衝撃のデビュー戦以来、ミスティックグロウは破竹の快進撃を見せます。横山典騎手を鞍上に迎えた2戦目は単勝1.6倍の人気に応え、またしても上がり3ハロン32秒4という鬼脚で勝利を飾ってくれました。これで堂々の2連勝。夢は広がるばかりです。

5勝目 2018年10月27日 新潟 魚沼特別 芝1800m ミスティックグロウ

 ミスティックグロウは3戦目も横山典騎手の手綱さばきに応え、見事3連勝を飾ります。このときくだした相手にはオープンで活躍しているゴールドギアや、レノヴァール、ウインイクシードなどがいましたから、相当のポテンシャルを秘めていたことはまちがいありません。

 重賞、いやGI制覇も夢ではないのでは?そう思ったほどでした。

 ですが、その夢はかないませんでした。喉の手術、そして去勢手術と2度の手術を経たミスティックグロウの体と心はもはやボロボロでした。復帰後も往年の輝きを取り戻すことはできず、2021年4月、ノーザンファーム天栄で障害練習中にケガを負って安楽死。天国へと旅立ってしまいました。

 正直、いま思い出しても悲しすぎて涙が出てしまうほどです。せめて天国では楽しく駆け回ることができていればなと思います。合掌。

6勝目 2020年2月29日 中京 3歳未勝利 ダ1400m ミスビアンカ

 一口馬主3世代目となるミスビアンカ(父ロードカナロア、母シャトーブランシュ)とエルスネル(父ロードカナロア、母サンドミエシュ)はともに2019年にデビュー戦を迎えることができましたが、残念ながら初勝利を挙げることはできませんでした。なので2019年は未勝利に終わります。

 年が明けて2020年2月29日、これまで芝のマイル戦で結果を残すことができなかったミスビアンカがダートに矛先を変え、無事初勝利を飾ります。鞍上は荻野極騎手です。

 翌月の1勝クラスでは芝1400mに戻して3着。1着がメイショウチタンだったので、なかなか強いメンツだったと思います。今後にも期待が持てると思ったのですが、その後はしばらく低迷が続きます。

7勝目 2020年12月20日 中山 2歳新馬 芝1600m ビジューブリランテ

 2020年は2月にミスビアンカが勝利して以来、勝ち星に見放されて年末を迎えます。しかし12月20日、4世代目となるビジューブリランテ(父ディープブリランテ、母ビジュートウショウ)が横山武騎手を鞍上に見事な新馬勝ちを収めてくれました。一口馬主4世代目にして、初の新馬戦勝利です。しかも4番人気でしたので、馬券もたいへん美味しかったです(笑)。

 この世代はシルク人気がすごすぎたので、とにかく確実に1頭を取りにいこうという作戦でビジューブリランテを抽優で選びました。ミスビアンカの弟のヴァイスメテオールにいきたい気持ちもありましたが、外れる可能性のほうが高かったので断念した記憶があります。結果ヴァイスメテオールは重賞を制覇しているので、外れる覚悟で突撃してもよかったかなとも思いますが、ビジューブリランテもこのまま順調に走り続けてくれれば、馬代金くらいは十分に稼いでくれそうなので、とくに後悔とかはありません。ビジューブリランテ、ラブです。

8勝目 2021年9月26日 中京 2歳新馬 ダ1200m ドライスタウト

 2021年の上半期はミスビアンカとビジューブリランテの2着が最高と、残念ながら勝ち星を挙げることはできませんでした。

 このまま未勝利で終わるのかな、なんとか1つでも勝ちたいなというところでデビューしたのが、YGGオーナーズクラブのドライスタウトです。

 現2歳馬は私にとって一口馬主5世代目にあたりますが、当初はいつも通りシルクだけにする予定でした。しかし抽選で見事に大外れ。このまま出資馬がいないのもさみしいなと感じ、新たにノルマンディーオーナーズクラブとYGGオーナーズクラブの2クラブに入会した次第です。

 こうして、ノルマンのハイアキュレイト(父イスラボニータ、母ハイデフィニション)とYGGのドライスタウト(父シニスターミニスター、母マストバイアイテム)が新たな仲間に加わりました。

 ただ正直なところ、YGGへの入会は最後まで悩んだんですよね。ブルーからYGGに屋号が変わって以来とくに活躍馬が出ていなかった点も躊躇する要因のひとつでした。しかしドライスタウトの動画がものすごくよすぎたのと、ライト会員であれば月会費がかからないということでしたので、出資に踏み切りました。

 結果、これが大正解。福永騎手に導かれたデビュー戦では1頭だけ異次元の脚を使って2着に2と1/2馬身差をつける圧勝。福永騎手の2500勝目というメモリアル勝利でもありました。

 通算2度目の新馬戦勝利がまさかYGGになろうとは(失礼)。過去の自分は想像もしていなかったことでしょう。

9勝目 2021年10月16日 新潟 3歳上1勝クラス 芝1400m ミスビアンカ

 2020年2月29日に初勝利を挙げてくれたミスビアンカでしたが、その後はしばらく低迷が続きました。2020年7月5日、そして10月10日と2ケタ着順が続いたときは、もう駄目なのかなとも思ってしまったほどです。しかし高橋義忠厩舎とノーザンファームしがらきの方々がいろいろと手を尽くしてくれたおかげで、なんとか復調。10月16日、待望の2勝目を挙げてくれました。

 もっと活躍できる能力はありそうな感じを受けるので、この勝利をきっかけとしてポンポンと勝ち進んでいってもらえればと思います。ゆくゆくは子どもにも出資したいところですが、現状だとノーザンファームに残れるとは思えません。なんとか頑張ってもらいたいです。

10勝目 2021年11月13日 東京 オキザリス賞 ダ1400m ドライスタウト

 新馬戦を快勝し、迎えた2戦目。距離が200m延長してどうかというところでしたが、結果まったく問題はありませんでした。2着に5馬身差をつける圧勝劇に、今後のさらなる活躍を期待せざるを得ません。

 次走は選ばれれば、12月15日の全日本2歳優駿(Jpn1・川崎)。まさか初めての重賞・GI挑戦がシルクではなくYGGになろうとは(失礼)、夢にも思っていませんでした。

 身びいきを抜きしても、デビュー戦の福永騎手、2戦目の戸崎騎手と、超一流騎手たちから返し馬の段階で「いい馬」と言わしめるほどなので、相当の大器であることは間違いありません。まだ喉の状態や体の緩さなどといった懸念材料はありますが、順調に成長してくれれば、やがては重賞、GIの舞台へと駒を進めてくれることでしょう。

 ここ2戦の快勝ぶりから、某掲示板では海外遠征や芝への挑戦などが話題に挙がっていますが、私個人としてはとにかく無理のないように、馬にとって一番よい選択をしてもらいたいと願うばかりです。

 無理に競走を使ってダメになる馬なんてヤマといますし、体質に難がある現状で海外遠征は現実的にあり得ないのではないかなと考えます。なのでもし全日本2歳優駿に出られないのであれば、放牧を挟んで来年のヒヤシンスステークスでマイルに挑戦、という形が一番ベストではないかなと。ここでマイルを走ることができれば、その後はユニコーンステークスを狙えばいいですし、ちょっと距離が長いとなれば、端午ステークスあたりを目標に定めるのがよいのかなと思います。

 ただマイルまでと決めつけることはせずに、来春のジャパンダートダービーに挑戦するのはアリですよね。この頃には体質もしっかりしていると思いますし、今後の路線を決めるうえでも必要不可欠なレースなのかなと感じます。

 とはいえ一口馬主には何の発言権もないですからね。YGGと牧浦厩舎がドライスタウトにとって一番ベストな選択をしてくれることを願うのみです。

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