マインドユアビスケッツってどんな馬?産駒の特徴は?【一口馬主のお勉強・種牡馬考察編part.1】マインドユアビスケッツってどんな馬?

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一口馬主全般
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来年に向けてお勉強をしよう

 はいさい、零細一口馬主です。

 早いもので、今年もわずか1か月と少しを残すのみとなりました。今年の一口馬主ライフを振り返ると、シルクでは抽優馬に外れるものの、見事キャロットクラブへの入会を達成。さらにはYGGで出資したドライスタウトが怒涛の2連勝で勇躍GIを目指すなど、なかなかいい1年になったのではないかと思います。

 東サラで特別追加募集される外国産馬が気になるところではありますが、貧乏人の私にはこれ以上月会費のかかるクラブを増やす余裕はありません。ということで、来年の募集を見据えて、少しずつ馬の知識を増やすお勉強をしていきたいなと思います。

 馬を選ぶにあたり、やはり種牡馬に対する知識は必要不可欠です。現役時代はどんな実績を残したのか、産駒にはどんな特徴が伝わりやすいか、など突き詰めればキリがありません。本当に大変です。一朝一夕に身につくものではありませんが、徐々に自分の知識の幅を広げていければと、そう思う所存であります。

ブリオレットの20の父がマインドユアビスケッツです

 ということで、種牡馬考察1回目のテーマは「マインドユアビスケッツ」です。現在、YGGオーナーズクラブで募集されている1歳馬のうち、出資を検討している馬の父が同馬ですので、調べるついでにブログのネタにもしてやろうと、そういう魂胆でございます。

 まずはマインドユアビスケッツの基本情報から見ていきます。

生年月日2013/03/15(2021年現在、8歳)
血統父Posse(ポッセ)、母Jazzmane(ジャズマン)、母父Toccet(トセット)
毛色栗毛
体高163.0cm
主な勝ち鞍マリブS(ダ1400m,2016年)、ドバイゴールデンシャヒーン(ダ1200m,2017・2018年)
種付け料200万円(2021年)
出典:https://www.jbis.or.jp/horse/0001302899/pedigree/

 現役時代は3歳時に米GIマリブステークスを、4歳と5歳時にドバイゴールデンシャヒーンを連覇しています。そのほか、2016年のブリーダーズカップスプリント(ダ1200m)・2017年のシガーマイル(ダ1600m)、2018年のメトロポリタンハンデ(ダ1600m)とホイットニーステークス(ダ1800m)で2着という成績を残しています。

 成績だけを見ると詰めが甘い感じを受けますね。しかし2018年のドバイゴールデンシャヒーンのレースを見てください。これは絶対届かないだろうという位置から怒涛の追い込み一気を決めています。おそらくかなり不器用な馬なんでしょうね。トップスピードに乗るのも時間がかかるタイプと見受けられます。アメリカでそこまでの成績を残せていない理由は、小回りの馬場が合わなかったのではないでしょうか。

 ちなみに5番の馬はマテラスカイです。

 2018年のドバイゴールデンシャヒーン後に社台の吉田照哉氏が購入。2019年春に社台スタリオンステーションで種牡馬入りをしているので、日本での産駒デビューは来年の夏以降です。なので産駒の特徴などは現時点ではまったくわかりません。ただ父のポッセも母父のトセットもマイル前後で活躍していたことを考えると、やはり持ち前のスピードの活きるダートの短距離が合っていそうな気はします。

 父系をさかのぼると、日本でもなじみのあるデピュティミニスターがいるので、母系によってはダート中距離くらいまでは活躍する馬が出る可能性はあります。なのでウイニングポスト風にいうと、距離適性はダ1200~1800mといったところでしょうか。

 YGGで募集されているマインドユアビスケッツ産駒のブリオレット20は母系がロードカナロア×フレンチデピュティなので、主戦場はやはりダートの短距離になりそうですよね。父の豊富なスピードが産駒にも受け継がれていることを願います。

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