東サラが攻めてきてるぜ……
はいさい、零細一口馬主です。
皆さん！東サラのTwitterはご覧になりましたでしょうか！？なんと欧米のセールで購入した超良血外国馬を特別追加募集するとか！！父はキングマンやフランケル、アメリカンファラオと、日本でもすでに産駒が活躍している名馬ばかり。うわぁ、東サラの会員さん、うらやまー。
東サラのHPによると、
今秋、欧米のトップセールにおいて、キングマン、フランケル、アメリカンファラオを父に持つ世界的名血を6頭購買いたしました。皆様と共に更なる高みを目指すべく、選りすぐられた優駿を特別追加募集として提供いたします。この機会に是非、新たな愛馬をお選びください。
出典：https://www.tokyo-tc.com/info/detail/81/
とのこと。なんと６頭もいるんですね。
すでにHPで公開されている予告動画では、キングマン産駒のSpeedy boarding 2020と、フランケル産駒のPanmolle 2020のセール時の様子を紹介していました。キングマンはシュネルマイスター、フランケルはソウルスターリングやモズアスコットなどを輩出しており、日本の馬場適性もありそうです。非東サラ会員の私ですら、思わずワクワクしてしまいました。
Speedy boarding 2020 の動きがすごかった……
さて、予告動画でも紹介されているSpeedy boarding 2020 の歩様がぱっと見てよかったので、もっと長い尺で見たいなと思ってタタソールズオクトーバーイヤリングセールのHPで確認しました。
筋肉が柔らかいためか可動域が広く、１歩１歩がものすごくダイナミックです。グイーンって伸びる感じ。伝わりますかね（笑）。走る馬特有のオーラみたいなものがあります。トモはまだ力不足かなという感じを受けますが、こういう肩関節あたりがものすごく柔らかい馬が好きなんですよね。前さばきの出がいいというんでしょうか。
あと歩くとしなるというか、躍動感があるというか、こういう馬は瞬発力に長けているような気がします。動画の中ほどでスローになるのですが、前の出と腰の沈み具合にぜひ注目してみてください。
顔つきもシュッとしていてイケメン。文句なしです。
セール時の体高は155cm、馬体重は449kgです。
また、それに加えて血統もめっちゃいいんですよね。
母のSpeedy boardingは、2016年にフランスのGIジャンロマネ賞（ドーヴィル・芝2000m）とオペラ賞（ロンシャン・芝2000m）を制した名牝。本馬は3番仔にあたります。なお、ドバウィ産駒の初仔Legend of Dubai（牡3）が2021年8月26日の一般戦で初勝利を挙げています。
父キングマンは欧州GI４勝を挙げている名馬で、すでにGI馬を複数輩出しています。2019年に7万5000ポンド（約1050万円）だった種付け料も、2020年には15万ポンド（約2100万円）へと上がりました。
そんな偉大なる両親の間に産まれたSpeedy boarding 2020を、東サラは13万5000ギニー（約2１６０万円）で落札。血統の割には比較的安価で購入することができたといえるのではないでしょうか。
輸送費など諸経費をもろもろプラスして、だいたい3500～4500万円くらいの募集と推測します。それでも結構お買い得な感じを受けてしまうのは私だけでしょうか。
もっとも、今年は運よくキャロットクラブに入ることができたので、月会費を考えるとこれ以上クラブを増やすことはできません。
東サラの特別追加募集の受付開始は12月1日より。11月22日にはwebカタログと動画がアップされるということなので、出資はしませんが、心の愛馬としてチェックしたいと思います。
なお、このセールではガリレオ産駒のアルーリングパーク2020がなんと500万ギニー（約8億円）で落札され、これまでの1歳牝馬の世界最高価格を更新したそうです。日本のセレクトセールも負けていられませんね（笑）。
