【Road to 全日本2歳優駿(Jpn1)】中央馬の出走枠はたったの5頭!はたしてドライスタウトは出走できるのか【Go!YGG!!】※11月18日追記

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今後もダート路線に専念

 2021年11月16日、ドライスタウトの近況が更新されました。

牧浦師
牧浦師

血統はダートなんでね。今後もダートを使っていきますわ。芝?いまのところは考えておまへん

 オキザリス賞の快勝後、「全日本2歳優駿に選ばれなかったら、アジアエクスプレスのように朝日杯フューチュリティステークスに挑戦してほしい」などというコメントがネットに散見されましたが、それを踏まえてのものだったでしょうか。

 もっとも、シニスターミニスター産駒で芝レースを勝利しているのはゴールドクイーン・グローバルリーチ・エクスシアの3頭のみですしね。

 私もダート馬と思ってドライスタウトに出資しましたので、いつかはダート界のトップに立てるように頑張ってほしいなと思います。

全日本2歳優駿・中央馬の出走枠争いが激しすぎる件

 ドライスタウトは幸いレース後もとくに異常はなく、在厩で12月15日の全日本2歳優駿(川崎・Jpn1)に向けて調整を進めていくことになりました。

 このまま行くと、出資馬として初の重賞・GI挑戦となります。胸熱です。

 ですが、まだ確実に出られると決まったわけではありません。全日本2歳優駿における中央馬の出走枠は全5頭。この数少ない枠を巡り、ライバル馬たちと争うことになります。

 はたして出走することはできるのでしょうか。

 ただ正直なところ、2歳馬の地方交流重賞における中央所属馬の選定方法がいまいちよくわかっていません。単純に収得賞金の高い順に選定されるということでよいのでしょうか。

 参考までに、昨年の全日本2歳優駿に選定された馬と補欠馬を見ていきます。

【選定馬】

馬名性別それまでの戦績収得賞金(万円)本賞金(万円)前走備考
デュアリスト3戦3勝21504229.612/2 兵庫ジュニアグランプリ(G2)1着兵庫ジュニアグランプリ(G2)勝利
ラストリージョ3戦2勝1000261510/15 エーデルワイス賞(G3)4着すずらん賞(OP)勝利
ルーチェドーロ5戦1勝1000216512/2 兵庫ジュニアグランプリ(G2)4着函館2歳S(G3)2着
バクシン6戦2勝9002153.611/14 オキザリス賞(1勝クラス)1着
タイセイアゲイン3戦2勝9001732.411/3 JBC2歳優駿(G3)13着

【補欠馬】※補欠順位順

馬名性別それまでの戦績収得賞金(万円)本賞金(万円)前走備考
ホールシバン3戦2勝9001729.411/21 もちの木賞(1勝クラス)1着
ゼンノアンジュ4戦2勝9001963.112/2 兵庫ジュニアグランプリ(G2)3着兵庫ジュニアグランプリ(G2)3着
ミコブラック5戦1勝680140011/18 カトレアステークス(OP)10着エーデルワイス賞(G3)2着
フランスゴデイナ2戦1勝40061011/18 2歳未勝利 1着
メイショウハナモモ4戦1勝40075011/22 2歳未勝利 1着

 やはり収得賞金順に選定されていることがわかりますが、問題は「900万円」ライン。同じ収得賞金でも本賞金順で決まるとすればゼンノアンジュが出走できてよさそうですが、補欠2番手。ちょっとこのあたりがよくわかりません。同じ収得賞金であれば、出走登録が早い順ということでしょうか。昨年の兵庫ジュニアグランプリは12月2日開催、そのあとに登録したために順番が後になったという解釈で正しいでしょうか。誰か教えてください。

※もしかしたら出走間隔も関係あるのではという意見をTwitterで拝見しまして、確かにその可能性もありそうということで、上記表に前走の日付を追加しました。こうして見ると、収得賞金が同じ900万円でも、より出走間隔があいている馬が選定されていることがわかります。レーティングも関係あるのかなとは思ったのですが、それでしたらゼンノアンジュが出れていいはずですよね。同じ収得賞金であれば、出走間隔があいている馬が選定される説はなかなか信ぴょう性が高いかもしれません。

 ともあれ、昨年のラストリージョやルーチェドーロのように、早い段階で2歳OPや重賞で収得賞金を稼いでいるような馬がダート路線に転向してきてしまうと、ドライスタウトの出走はかなり厳しくなってしまいます。

 ひとまず11月17日時点における2歳ダート馬の戦績を見ていくことにします。現在の2歳ダート路線で2勝している馬の収得賞金と本賞金は以下の通りです。※11月18日、前走を追加しました。

馬名性別戦績収得賞金(万円)本賞金(万円)前走備考
アイスジャイアント2戦2勝1900370011/3 JBC2歳優駿(G3)1着全日本2歳優駿へ向かう
クラウンプライド2戦2勝900173811/7 もちの木賞(1勝クラス)1着兵庫ジュニアグランプリは回避。全日本2歳優駿へ直行
コンバスチョン2戦2勝9001726.89/20 ヤマボウシ賞(1勝クラス)1着11/25 兵庫ジュニアグランプリ(G2)出走
セキフウ4戦2勝9001682.210/24 なでしこ賞(1勝クラス)1着11/25 兵庫ジュニアグランプリ(G2)出走
ベストリーガード3戦2勝9001540.310/16 プラタナス賞(1勝クラス)1着11/27 カトレアS(OP)出走
ドライスタウト2戦2勝9001744.311/13 オキザリス賞(1勝クラス)1着

 このうち、アイスジャイアントは全日本2歳優駿への出走を表明しているので、1枠は決定です。

 問題は残り4枠。来週行なわれる兵庫ジュニアグランプリで仮にJRA馬が1着と2着に入ったとすると、それぞれの収得賞金は2400万円、1500万円となるので、これも確定となってしまいます。1勝馬のトモノボーイ、イチローイチローが2着に入っても、収得賞金は1000万円となるので、枠が埋まってしまうことになります。エーデルワイス賞2着後に大井に移籍したヒストリックノヴァを全力応援ですね。地方馬がんばれ。

※前走の日付を追加しました。仮に兵庫ジュニアグランプリ組が総崩れとなった場合、収得賞金が同じでもドライスタウトがクラウンプライドに次いでレース間隔があくことになるので、選定される可能性が高いといえるでしょうか。ほんとこのあたりの詳細を公開してほしいです(笑)。坐して待つしかありませんが。

 ただ、問題はもうひとつあります。27日に行なわれるカトレアステークスで1勝馬が勝つと、収得賞金が1000万円になるので、これも全日本2歳優駿の出走権を獲得してしまうことになります。このレースは2勝馬のベストリーガードが勝とうが負けようが、あまり関係がありません。1着馬が全日本2歳優駿への出走を表明した時点で、自動的に1枠が埋まることになります。

 最悪のケースを想定すると、残りの1枠をドライスタウトを含めた3~5頭で争うということに。確率でいうと、だいたい2~30%。このケースだと厳しい戦いになりそうですね。

 兵庫ジュニアグランプリで中央馬が1頭だけ連に絡んだ場合は、残りの3枠を5頭ほどで争う形ですね。確率は約60%。これでもなかなか厳しめです。

 ともあれすべては兵庫ジュニアグランプリの結果次第。消耗が激しすぎて全日本2歳優駿への出走を回避するケースもあると思いますし、今後の動向を注意深く見守りたいと思います。

 ドライスタウトがGIの舞台で躍動する姿をぜひ見たいところです……。

 

 

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