武豊大好き馬主キーファーズ系の一口馬主クラブが爆誕!!インゼルサラブレッドクラブの募集馬ラインナップを検討してみたの巻【目指せ武豊と凱旋門賞制覇!】

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一口馬主全般
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キーファーズは海外へ!

 去る9月8日、キーファーズの松島正昭氏の娘悠衣氏が代表をつとめる一口馬主クラブ・インゼルサラブレッドクラブの設立が発表されました。

 Twitterのタイムラインもこの話で持ち切りでしたね。すでに多くの方が入会されており、なかなか人気を集めるクラブとなりそうです。

 キーファーズといえば、「武豊で凱旋門賞制覇」を掲げることでおなじみの馬主さんです。

 スポニチによると、「キーファーズは将来的には海外の預託馬に軸足をシフトし、国内をインゼルに任せる」という展望があるとのこと。

 この記事を見て、ものすごく納得しました。

 武豊騎手は、今年で52歳。あと何年現役で乗れるのか、あと何回凱旋門賞を乗れるのかはわかりませんが、タイムリミットが迫っていることは事実だと思います。

 松島氏としても、武豊騎手が引退する前になんとしてでも凱旋門賞を勝ちたい気持ちで一杯だと思います。それが近年の馬の買い方にものすごく反映されていますよね。今年凱旋門賞に出走予定のジャパンブルームなどのように、海外の現役競走馬の権利を買って共同所有者となり、凱旋門賞で武豊騎手を乗せる。日本で当歳や1歳を購入して凱旋門賞に挑戦するよりも、はるかに手っ取り早いですし、確実です。

 最近日本のセリで高額馬を落札しないなと思っていたのですが、その背景にはキーファーズとインゼルとで海外と国内を使い分けるという戦略があったわけです。

  エルコンドルパサーのように長期で海外遠征すると相応の費用もかかりますし、 凱旋門賞を制覇したいと本気で考えるのであれば、やはり最初から欧州の馬場に合った馬を購入してデビューさせたほうが実現の可能性が高いですからね。 

 今年、武豊騎手が凱旋門賞でジャパンとブルームのどちらに乗るかはわかりませんが、一ファンとしていまからワクワクします。また来年はどうなるのか。今後のキーファーズの動向には要注目です。

じつは昨年から始動していたインゼル

 インゼルサラブレッドクラブとしての募集は今年の10月からですが、法人としてはすでに2020年7月に設立されていました。

 実際、昨年のセレクトセールではキタサンブラック産駒のフリーティングスピリットの2020、キンシャサノキセキ産駒のエスメラルディーナの2020を購入しています。

 では、いったいどんな馬が募集されるのか。まずはリストを見てみましょう。エスメラルディーナの2020の名前は今年の募集馬予定リストにはありませんでしたが、フリーティングスピリットの2020はラインナップに加わっていました。

募集馬名性別種牡馬生産生月日募集価格募集口数備考
ヴィニーの20ロードカナロアノーザンファーム2/39万円500母はキーファーズ所有
チカリータの20マインドユアビスケッツノーザンファーム3/113万円500 母はキーファーズ所有
エレクトラレーンの20ハーツクライ社台ファーム3/14.8万円500
プラスヴァンドームの20ロードカナロア社台ファーム4/187.6万円500
スカイダイヤモンズの20ハーツクライノーザンファーム1/2412万円500
スターズアンドクラウズの20ジャスタウェイノーザンファーム3/214.8万円500
エレクトラムの20ダイワメジャーノーザンファーム3/23.6万円500
オワセイフの20Saxon WarriorCoolmore・Castlehyde Stud4/87.8万円500
ビウィッチトの20Saxon WarriorCoolmore Stud4/77.8万円500
チリエージェの20ハーツクライ白井牧場3/2211.2万円500セレクトセール2021でキーファーズが5280万円で落札
ルーシーブライドの20イスラボニータ三嶋牧場4/263.2万円500
ユイフィーユの20ルーラーシップ三嶋牧場2/23.2万円500母はキーファーズ所有
ラヴアンドフェイスの20ロードカナロア三嶋牧場5/45.2万円500
シャブリの20モーリス桑田牧場2/184.4万円500
ブーケトウショウの20ハーツクライ杵臼牧場3/164.6万円500
ラルクの20FrankelKiefers Co.Ltd3/3100万円50母はキーファーズ所有
フリーティングスピリットの20キタサンブラックノーザンファーム2/15250万円50セレクトセール2020でインゼルが1億2100万円で落札
ブラッサムドの20JustifyCoolmore・Ashford Stud4/2160万円50
コンシダレイトの20NathanielHaras d’Etreh am2/19100万円50

 いやぁ、ものすごいラインナップです(笑)。世界のクールモアスタッドの馬を募集してくるあたりが普通にすごいですよね。

 サクソンウォリアーはノーザンファーム生産のディープインパクト産駒ですから、日本で走ったとしても不思議ではありません。ものすごくくすぐられるものがあります。

 セリで購入したチリエージェの20は落札価格5280万円に対して5600万円、フリーティングスピリットの20は落札価格1億2100万円に対して1億2500万円で募集と、クラブ設立初年度だけあって比較的価格設定は良心的かもしれません。

 キーファーズゆかりの馬は4頭。ラルクの生産者がキーファーズになっているので、もうすでに欧州で生産をはじめているのですね。ひとりの人間として憧れます(笑)。

結論:クールモアスタッド生産馬と月会費1980円はかなり魅力

 もしインゼルサラブレッドクラブに入るとするのであれば、クールモアスタッド生産馬に出資したいですね(笑)。インゼル以外で出資できるとは思えないですし、これこそがインゼルの魅力といえそうです。日本で走るかは知りません。海外連れていかれたときの維持費とかも知りません(笑)。利益を求めたらだめですね。いつか海外で重賞やGIを勝ってくれるかもしれないという夢だけが推進力です(笑)。

 また、500口募集の場合だと月会費が1980円というのもかなり魅力的です。シルクやキャロットだと3300円かかりますからね。月会費のせいでクラブの掛け持ちするのをかなりためらうレベルなので、これはアリアリのアリかなと思います。

 いまはシルクとノルマンディー、YGGに入会していますが、月会費の合計は4400円です(YGGはライト会員なので年会費3300円のみ)。

 もしキャロットが加われば、7700円になるのでこれで打ち止めですが、キャロットとご縁がなければ、インゼルを検討してもよいかなと考えています。

 すべてはキャロットの結果次第。9月16日の結果発表を見てから、いろいろと考えたいと思います。

 

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