【キャロットクラブ2021年度第1次募集・検討編②】「新規は検討するだけ時間のムダ!考えるなっ!ひたすらリストを削れ!!」の巻

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キャロットクラブ
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Don’t think!

 皆さんこんにちは。零細一口馬主ブルです。現在はシルクとノルマンディー、YGGの3クラブに出資しております。

 今年のシルクの募集では、カレドニアレディの20に出資しました。ご一緒の方、よろしくお願い申し上げます。気になった方はTwitterフォローしてください(笑)。

 さて、キャロットクラブのHPにて、新規向けの募集スケジュールが発表されました。

・8月26日(木曜日) カタログと入会書類の発送

8月27日(金曜日) クラブHPにて募集馬カタログPDF・動画・測尺・予定育成牧場公開

・9月1日(水曜日) 第1次募集開始

9月7日(火曜日) 第1次募集申し込み締め切り(郵送)

 カタログがすぐに到着するとは思えないので、金曜日にHPで募集馬の動画などが見られるのはものすごくありがたいですね。

 とはいえ、新規がこんなものをまともに見たって意味がないんです!!

 だって余り物に出資するしかないんですから!!!!!!!!!

 そこでまずは、余りそうな馬をリストアップすることからはじめましょう。 ただし、余り物のなかには、もしかしたらものすごく走るお馬さんもいるかもしれないので、そのなかから真剣に検討し、どの馬に応募するかを決めたいと思います。

①キャロット出身の母馬を消す

 はい、まずはこの作業からはじめましょう。昨年、新規にチャンスがあった馬は、下記ブログにてご紹介しました。

 これを見てもらえればわかると思うのですが、母馬優先枠があるキャロットでは、キャロット出身の母産駒に出資できるチャンスはほぼ0です。そりゃみんな愛着がありますもんね。私だってかつての愛馬の産駒が募集されれば、迷いなくいきますよ。

 ただ問題は、母馬優先枠を行使したからといって必ず出資できるわけではないんですけどね。割り当て分は200口しかないですからね。

 たとえば複数申し込みがなかったとした場合、400人が出資した馬が母になって子が募集されても、そのうちの半分は涙を呑むわけです。

 キャロットの沼は深いですぞ。

 さて、今年キャロットクラブの第1次募集でラインナップされたのは全部で91頭です。そのうち、キャロット出身の母馬は47頭います。

 つまりこの時点で、すでに44頭にまで絞れるというわけです。

もう半分以上おらんやんっ!!

 なんてこった。

 せっかくなので、条件をクリアしたお馬さんを羅列しておきましょうか。

募集番号 募集馬名 性別  種牡馬出生時母年齢募集価格(万円) 生産牧場  
1ナスケンアイリスの20ロードカナロア134800桜井牧場
2コケレールの20ロードカナロア166000ノーザンファーム
5アドマイヤリードの20ロードカナロア75000ノーザンファーム
6クルージンミジーの20ハーツクライ113400ノーザンファーム
7マイハッピーフェイスの20ハーツクライ103000ノーザンファーム
11モアザンセイクリッドの20ドゥラメンテ114000ノーザンファーム
12ステファニーズキトゥンの20ドゥラメンテ113600ノーザンファーム
13ブリガアルタの20モーリス73000ノーザンファーム
16シュピッツェの20モーリス112400社台ファーム
19メジロシャレードの20ドレフォン142600レイクヴィラファーム
20プンタステラの20リアルスティール103000ノーザンファーム
23ワシントンレガシーの20リアルスティール62200ノーザンファーム
25シンハディーパの20キタサンブラック102800ノーザンファーム
26ヒカルアモーレの20サトノダイヤモンド164000ノーザンファーム
28アドマイヤアロマの20ハービンジャー92800ノーザンファーム
31クローバーリーフの20キンシャサノキセキ122400ノーザンファーム
34ポロンナルワの20ダイワメジャー123000ノーザンファーム
40スーブレットの20マジェスティックウォリアー52400ノーザンファーム
42フォトコールの20Quality Road98000ノーザンファーム
43ウィープノーモアの20Quality Road73000ノーザンファーム
45アディクティドの20ロードカナロア144400ノーザンファーム
47ワイの20ロードカナロア124000追分ファーム
48ホットスウェルの20ハーツクライ152800アイオイファーム
49ハヴユーゴーンアウェイの20ハーツクライ94000レイクヴィラファーム
50インナーレルムの20ハーツクライ124000ノーザンファーム
55リーチングの20ドゥラメンテ112400ノーザンファーム
57ディオジェーヌの20モーリス103200ノーザンファーム
60リリカルホワイトの20ドレフォン73400白老ファーム
63ライジングクロスの20リアルスティール172800ノーザンファーム
64ラカリフォルニーの20キタサンブラック72800ノーザンファーム
68エレガントマナーの20ハービンジャー143000ノーザンファーム
71ジュモーの20ルーラーシップ144000ノーザンファーム
74グレイシアブルーの20サトノクラウン184000ノーザンファーム
77ココシュニックの20ジャスタウェイ152200ノーザンファーム
79ラテアートの20シルバーステート122000坂東牧場
80シェルズレイの20ダイワメジャー175000ノーザンファーム
83リリウムの20イスラボニータ152000白老ファーム
85カニョットの20スクリーンヒーロー151800白老ファーム
86シンハリーズの20リアルインパクト183200ノーザンファーム
87グローバルビューティの20Gun Runner62600ノーザンファーム
88キャヴァルドレの20War Front65000ノーザンファーム
89ブリトマルティスの20キンシャサノキセキ161400新冠橋本牧場
90ライクザウインドの20トゥザワールド201400ノーザンファーム

②キャロットゆかりの血統を消す

 次はこの作業をしていきます。母馬がキャロット出身ではなくても、兄姉がキャロットで募集されて活躍している場合は、やはり新規には厳しい戦いが強いられそうです。

 キャロットゆかりの血統は、以下の15頭です。

コケレール(シルクゆかりでもある)
クルージンミジー
メジロシャレード
シンハディーパ(バヌーシーゆかりでもある)
ヒカルアモーレ
ポロンナルワ
アディクティド
エレガントマナー
ジュモー
グレイシアブルー
ココシュニック
シェルズレイ
カニョット
シンハリーズ
ブリトマルティス

 このうち、ブリトマルティスはノーザンファーム生産ではないですし、地方での募集なので余る可能性はありますが、そのほかの馬はよほど測尺がよくない限りは既存会員で満口になる確率はきわめて高そうです。

 とくにシェルズレイはレイパパレを出しましたから、とくに人気を集めることでしょう。

 ここまでで29頭にまで絞りました。

③繁殖実績のいい馬を消す

 活躍する可能性の高い馬に出資したいのは、誰もが望むことでしょう。その際の指標となるのが、繁殖実績です。残った29頭のうち、とくに際立った繁殖実績をあげている馬を抽出します。

ナスケンアイリス(モジアナフレイバー、ゴルトマイスター)
ディオジェーヌ(2歳リブーストが新馬勝ち)
ライジングクロス(アースライズ)
リリウム(アイスフォーリス)

 そこまで目立った馬はいませんでした(笑)。ナスケンアイリスの20は今年の北海道セレクションセールで3740万円でノーザンファームが落札。半兄にモジアナフレイバー、ゴルトマイスターがいて4800万円の募集は結構安いと思うので人気が集まりそうです。

 ライジングクロス、リリウムあたりは余りそうな気もしますが、どうでしょうか。

 ともあれ、これで25頭となりました。

④競走成績の良かった母の仔を消す

 GIや重賞を勝つような馬には、当然それ相応のファンがつくものです。その仔が募集されるとしたら、出資したいと考える人は多いでしょう。

 残った25頭のうち、国内GIを勝っている馬は以下の通りです。

アドマイヤリード(ヴィクトリアマイル)

 初仔の牝馬で5000万円。なんともいえない微妙なところをついてきます。よほど小さくなければ既存会員で埋まりそうな気はします。

 また、持込馬のなかにも、海外でGIを制している馬が3頭います。

フォトコール(米GIファーストレディステークス・ロデオドライヴステークス)
ウィープノーモア(米GIアッシュランドステークス)
グローバルビューティ(亜GI銀杯大賞)

 フォトコールとの20とウィープノーモアの20の父Quality RoadはアメリカがGIを4勝あげている名馬。3歳のアイリッシュセンスが今年の昇竜ステークス(OP)で3着に入っているので、日本のダートへの適性はありそうです。

 しかしフォトコールの20は8000万円での募集。よほどの自信があるのかもしれませんが、ダート馬にこの金額ってどうなんでしょうか。ドバイ、はたまたサウジまで行ってくれたらいいとは思いますが。

 と、零細一口馬主の私ですらこう思うので、この馬は余る確率大ですね。しかしさすがにこの馬にはいけません(笑)。ウィープノーモアの20あたりが余ってくれたらいいのにとは思います。

 グローバルビューティはいまをときめくアルゼンチン血統。牝系をたどればチョウカイキャロルがいます。渋いですね(笑)。最近ノーザンファームはやたらアルゼンチン牝馬を導入しています。アルゼンチン血統の代表馬といえば、まずサトノダイヤモンドがあげられるでしょうか。そのほかダノンファンタジーやレシステンシア、サトノフラッグ・レイナス兄妹などがいます。

 といっても活躍しているのはほぼディープインパクト産駒。レシステンシアもダイワメジャー産駒なので、基本的にはサンデーのスピードが内包されてこそ活きる血統といえるのかもしれません。

 明らかに繁殖用として導入されたと思われますが、初仔の牝馬、しかもガンランナーなのでダートが主戦場。これは嫌われそうです(笑)。

まとめ

 ここまでキャロットクラブ2021年度第1次募集で余りそうな馬を検討してきました。

 ④で検討した馬は余りそうな確率が高いのと、キャロットゆかりの血統馬のなかにも1~2頭は人気がなさそうな馬がいるので、あとは測尺や動画の動きなどを見ながら25~6頭の中から人気のなさそうな馬を選びたいと思います。

 キャロット検討編③は8月28日公開予定です(笑)。乞うご期待!

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