【キャロットクラブ2021年度第1次募集・検討編①】とりあえず昨年の結果をプレイバック!新規でもチャンスがあった馬はどれ!?

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キャロットクラブ
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キャロットのシステムが零細一口馬主に優しい件。だけど新規に厳しい

 2021シルクホースクラブの乱がついに終了。皆様はご希望の結果を得ることができましたでしょうか?

 私は残念ながら本丸をおとす(抽優に当たる)ことはできませんでしたが、カレドニアレディの20を仲間に迎えることができただけで良し。気持ちを切り替えて前に進みましょう。

 次はいよいよ天下分け目の天王山・キャロットクラブの戦いです。ここを制することができれば一口馬主界の天下を取ることができるといっても過言ではない大切な大一番。ここはなんとしてでも勝ちにいかなければなりません。

 さて、キャロットにはシルクにはない既存会員優遇システムがあります。

・母馬出資者優先制度(母馬優先)
・最優先希望枠(馬)バツ制度

です。

 母馬優先は、募集馬の母に出資していた会員が優先的に出資できるというシステムです。募集口数(400口)の半分200口がこれに割り当てられています。

 最優先希望枠は、ようはドラフト一位指名制度のことです。一般申し込み枠よりも優先順位が高くなります。

 しかも、最優先希望枠を行使して外れた場合には落選回数が貯まるシステムとなっています。これをバツ制度といい、最高でバツ2まで貯めることができます。最優先希望枠で2回外れてしまった人は、その次の募集時に最優先希望枠内でもっとも優先順位が高くなります。

 抽選時の優先順位をまとめると、以下の通りです。

【母馬がキャロット出身の場合】
1位 母馬優先+最優先バツ2
2位 母馬優先+最優先バツ1
3位 母馬優先+最優先バツなし
4位 母馬優先の一般申し込み枠
5位 最優先バツ2
6位 最優先バツ1
7位 最優先バツなし
8位 最優先だけど支払いに遅延がある人
9位 一般申し込み枠
10位 一般申し込み枠で支払いに遅延がある人
11位 新規で最優先
12位 新規で一般申し込み枠

【母馬がキャロット出身以外の場合】
1位 最優先バツ2
2位 最優先バツ1
3位 最優先バツなし
4位 最優先だけど支払いに遅延がある人
5位 一般申し込み枠
6位 一般申し込み枠で支払いに遅延がある人
7位 新規で最優先
8位 新規で一般枠

 これは本当にいいシステムですよね。零細一口馬主の私でも、2年我慢すればほぼ好きな馬に出資することができます。母馬に出資していればより確実ですね。

 しかし新規でキャロットに入会したいと考えても、母馬がキャロット出身であれば出資順位は11番目、母馬がキャロット以外でも7番目。これは狭き関門過ぎます。

 実際、私は去年抽選で外れてチャレンジに失敗しました。はたして今年はどうなるのか。もうシルクではほぼ出資ができない状態になってしまったので、ここいらでキャロットに入っておきたいところです。

2020年度第1次募集で新規が出資できたかもしれない馬はこれだ!!

 さて、それでは新規がキャロットに入るのにはどうすればいいのか。簡単です。人気がない馬を選べばいいのです。検討の余地はまったくありません。いかに売れ残りそうな馬を見つけるか。それに限ります。

 ここで昨年のキャロットの募集を振り返ってみましょう。昨年は計92頭募集されました(内、募集中止となった馬4頭)。

 このうち、新規でもチャンスがあった馬は以下の通りです。

【新規最優先枠内で抽選】

募集馬名
(競走馬名)
性別厩舎種牡馬体高(cm)胸囲(cm)管囲(cm)馬体重(kg)募集価格(万円)生産
デックドアウトの19(フォレスクライト)        萩原(美浦)    ディープインパクト        154.0177.020.04318000レイクヴィラファーム         
クルージンミジーの19(オールフラッグ)         奥村武(美浦)トゥザワールド152.0174.520.34391600ノーザンファーム

【新規一般枠内で抽選】※新規最優先枠であれば当選

募集馬名(競走馬名)性別厩舎種牡馬体高(cm)胸囲(cm)管囲(cm)馬体重(kg)募集価格生産
サダムグランジュテの19(グランパドゥシャ)            小西(美浦)    キンシャサノキセキ        154.0176.019.44441600ノーザンファーム        
ムスタパルタの19(パルタージュ)伊藤大(美浦)     トゥザワールド155.5175.518.54291200新冠橋本牧場
ソングバードの19(ハミングバード)勢司(美浦)リアルインパクト153.5175.020.54201400ノーザンファーム
アスティルの19(シエルエトワール)奥村豊(栗東)ルーラーシップ150.0168.519.23861800ノーザンファーム
ギャラリートークの19(アートクリティック)         地方ロゴタイプ156.5176.019.3412700坂東牧場

【抽選なしで当選】

募集馬名(競走馬名)性別厩舎種牡馬体高(cm)胸囲(cm)管囲(cm)馬体重(kg)募集価格生産
ティズトレメンダスの19(ティズグロリアス)     木村(美浦)ディープインパクト         150.5169.019.73906400岡田スタッド
ベルロワイヤルの19中舘(美浦)    ドゥラメンテ155.5176.519.24112600追分ファーム
パールズシャインの19(パールズウィッシュ)          地方マジェスティッククオリティ            152.0170.018.6404800白老ファーム      

 昨年チャンスがあったのはわずか10頭。キャロット出身の母馬の仔は新規にはノーチャンスでした。当然ですね。また、地方所属の馬が2頭います。100分の1ですから、一口あたりの単価が跳ね上がるというところが嫌われたのでしょうか。

 ディープインパクト産駒はともにノーザンファーム以外の生産。それ以外、比較的低価格帯の馬が多い印象を受けます。測尺の数字を見るとやや物足りないかなという馬もいますが、それでも全体的にはそこまで悪くはないですね。許容範囲でしょう。

 昨年私も検討したはずなのですが、馬体や動きなどまったく印象がありません(笑)。きっとそういうことなんでしょう。しかしキャロットに入るのは、こういった馬から選ばないとダメということです。

 なお、残念ながらこのうちベルロワイヤルの19はお亡くなりになってしまいました。合掌。この馬でキャロットに入ることができた方にはお悔やみ申し上げます。出資馬がいなくなってしまったのに会員であり続けるのも中々辛いことです…

 今年のキャロットで人気にならない馬ははたしてどの馬なのか。

 これからいろいろと探っていきたいと思います。

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