【初めての出資馬】ブルビネラの思い出【シルクホースクラブ】

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シルクホースクラブ
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馬DATA

名前:ブルビネラ

血統:父ヴィクトワールピサ、母キューティゴールド

兄姉:ショウナンパンドラ(主な勝ち鞍:ジャパンカップ、秋華賞)

募集価格:2000万円(1口4万円)

厩舎:木村哲也

なぜシルクホースクラブに入会したのか

 小学生の頃から大の競馬好きだった私が一口馬主の世界に興味を持ったのは、知人の影響でした。知人はユニオンオーナーズクラブに入会しており、当時はヒアカムズザサンなどの馬に出資していました。彼が競馬場で走るたびに応援しに行ったものです。

 そうこうしているうちに一口馬主に興味を持ち始め、ひとまずシルクホースクラブとキャロットクラブのカタログを取り寄せました。当時から競馬はすでにノーザン一強の時代。当然勝てなければ面白くありませんからね。一口馬主クラブに関する知識がまったくなかった当時にあって、この2つのクラブを選択したのは必然というものでしょう。

 このとき、私は2頭で出資を迷うことになります。

 1頭目は、冒頭で紹介したシルクのブルビネラ。

 2頭目は、キャロットクラブのジェードグリーンです。ジェードグリーンの父はカンパニー、母はドレスデングリーン。兄姉にとくに活躍馬はいません。募集価格は1400万円。1口3.5万円でした。

 結局、私はブルビネラを選択することになります。決め手は、ショウナンパンドラの妹であることです。ジェードグリーンは血統が地味でしたからね。あのときの私は、どうせ出資するのであれば良血馬を選びたいと思ったのでした。

 もっとも、一口馬主レベルが上がった今となっては、あのときにキャロットクラブに入会しなかったことを後悔する羽目となるのですが、それはまた別のお話。

初出資馬で初勝利!しかしその後に待ち受けた悲劇……

 こうして一口馬主の世界に足を踏み入れた私。ブルビネラの育成は比較的順調で、2016年11月5日(土)、待望のデビューの時を迎えます。ダート1600m戦、鞍上は石川裕紀人騎手です。

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 結果は3着。最後の直線は上がり2位のタイムを使って伸びてくれました。初出走初勝利とはなりませんでしたが、上々のデビュー戦です。ものすごいうれしかったことを覚えています。

 その後、いったん短期放牧を挟み、暮れも押し迫る12月24日(土)、2戦目を迎えることになります。この日はクリスマスイブ。どうか初勝利という名のプレゼントを持ってきてほしい。そう願ったことを覚えています。2戦目の相棒も、デビューに引き続き石川裕紀人騎手です。

 スタートはそれほど速くはありませんでしたが、押して先行集団へ。4角では楽な手ごたえで先頭に躍り出ます。その後は独走。2着に10馬身差をつける圧勝でした。

 現地で勝利を見届けることができた私は興奮しっぱなしです。口取りには外れてしまったので写真は撮れませんでしたが、口取り後、石川騎手が馬券にサインをしてくれました。いまでも私の宝物です。

 もともとデビュー戦、2戦目とダートを使ったのは、脚元が弱いという理由からでした。しかし2戦目のこの圧勝劇。もしかしたらオークスを狙えるかも!?と歓喜したことを覚えています。

 ですが、その夢はかないませんでした。その後、ブルビネラは右前浅屈腱炎を発症して引退を余儀なくされました。

 2戦1勝。これが、私の初出資馬の成績でした。早期の引退はとても残念でしたが、一口馬主として初勝利をプレゼントしてくれたことはかけがえのない思い出です。

 引退後、ブルビネラは繁殖に上がりますが、残念ながら初仔は死産してしまったようです。そして2018年、ドゥラメンテの種をつけたあとにオーストラリアへと渡りました。仔に出資できなかったのはとても残念ですが、オーストラリアで産駒が活躍してくれることを願います。

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