はいさい、零細一口馬主改め「零細雑魚一口馬主」のブルです。早いもので、あと3日で上半期が終了します。信じられます･･･？もう2023年の半年が終わったんですよ･･･？月日が経つのは本当にあっという間です。だからこそ、1日1日を大切に生きなければなりません。
さて、先週はなんと愛馬が4頭も出走するという大忙しウィークでした。今回はその中から、フォルクスリートの2歳新馬戦を振り返っていきます。
フォルクスリートはとても美人さんでした
フォルクスリートの父はダイワメジャー、母はシンギングメリリーです。シンギングメリリーは一度シルクで募集されたものの、残念ながら競走馬にはなれませんでした。ただ幸いなことにノーザンファームで繁殖入りでき、初仔のミラクルランバックが浦和で2勝を挙げています。
さて、フォルクスリートは私がキャロットクラブで初めて最優先を行使した馬でもあります。そんな愛馬が6月に東京でデビューしてくれる。これはもう応援に行くしか！ということで、当日は東京競馬場へとはせ参じました。
初めて間近で見たフォルクスリートは、とても美人さんでした。なんというか、いい雰囲気がありましたね。えぇ、もちろん出資者ですからひいき目なしには見られません（笑）。
戦前の近況では「気持ちが上がっていて怪しい感じ。イメージよりも2段階ほどは上がってしまっている」（北村宏騎手）ということだったので、当日パドックで入れ込まないか心配していたのですが、まったくそんなことはありませんでした。テンションが上がることなく、落ち着いて周回できていましたね。なんてお利口さんなのでしょう。
見てください、この凛とした美しいお顔。当日の気温は29℃オーバー。暑さに耐えながらパドックの最前列で待機した甲斐があったというものです。このお顔を見られただけで報われました。
最後の直線で不利があるも、懸命に伸びて3着確保
当日は同じダイワメジャー産駒であるアスコリピチェーノが断然の1番人気。2番人気はシルクでも「えーにょ」でおなじみポルケテスエーニョ産駒のレッドセニョールで、フォルクスリートは4番人気に落ち着きました。戦前はまったくといってもいいほどメディアに取り上げられませんでしたからね。妥当といえば妥当な人気です。
懸念されていた気性面は返し馬に行ってもとくに問題なく、本当にお利口さんでした。なんてすばらしいお馬さんなのでしょうか（身内びいき）。
さて、ここからはレースを振り返っていきましょう。
ゲートが開いてからのスタートは速かったですね。ただ戦前から懸念されていたようにトモの甘さからいまいち二の足がつかず、道中は中団よりもやや前目からレースを進めます。1枠2番だったこともあり、馬群に包まれてのレース展開でしたが、それでも頭を上げることもなく、落ち着いて走れていましたね。本当に偉い仔です。
最後の直線ではなかなか前が開かず、6番の馬に体当たりをかますというお行儀の悪いレース運びとなってしまい、6番の馬の関係者の方には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
しかしフォルクスリートはそれでもまったくひるむことなく、前方にスペースができてからはこの馬なりに脚を伸ばして3着でゴールイン。1着のアスコリピチェーノは1頭だけ次元が違っていましたが（上がり3F33秒3）、スムーズな展開だったら2着はあったかなと思います。
ただ初戦にしては上々のレースだったと思いますし、今後に十分な期待が持てる3着でした。
レース後の北村宏騎手のコメントは以下のとおりです。
構えていたよりは落ち着いて対応できていたね。直線では他馬にぶつかってしまって申し訳なかったが、それでも終いまで脚を使って頑張ってくれたよ。良さは感じられたから、あとは気性面がこれ以上たかぶってこなければという感じだね
今後は気性との折り合いが鍵となってきそうですが、この感じであれば初勝利もそう遠くないでしょう。馬群での競馬、直線での他馬との競り合いと、今回の新馬戦を通して多くのことを学べたと思います。その経験を糧とし、初勝利を目指して頑張ってもらいたいものです。
