ノルマンディーOC2022年度1次募集検討編①セール出身馬を見ていく~!

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ノルマンディーオーナーズクラブ

ノルマンディーオーナーズクラブ2022年度1次募集が11月1日より開始されます。募集馬の全容は20日から順次公開。ということで、今回はすでに情報が出ているノルマンディーオーナーズクラブセール購入馬を見ていきます。

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セール購入馬のうち募集されたのは計14頭

はいさい、零細一口馬主です。

ようやくノルマンディーオーナーズクラブ2022年1次募集馬ラインナップが発表されました!毎年秋に募集を開始するのは、少しでも馬の成長を待って見栄えをよくするためでしょうか。知らんけど。

さて、昨年、今年と相も変わらずセールで馬を買いまくっているノルマンディーオーナーズクラブですが、そのうち今回の1次募集でラインナップされたのは以下の14頭です。

エメラインの21
カネショウメロンの21
ジュエリーストームの21
ディアバビアナの21
デンコウブルーの21
フジインザスカイの21
ホクセーメジャーの21
ルスナイプリンセスの21
サトノフリージアの21
ディリジェンテの21
フクシアの21
ボナマティーナの21
マイスクエアワンの21
ルヴェソンヴェールの21
(※赤字は牝馬)

過去にブログで取り上げた記事も再利用する形で(笑)、1頭ずつ見ていきましょう。

セール購入馬・牡馬編

エメラインの21(牡)

エメラインの21
画像元:https://wmp512t973.user-space.cdn.idcfcloud.net/catalog/20220701/index_all220726.html

父ビッグアーサー
母エメライン
母父マンハッタンカフェ

母エメラインは現役時代未勝利。初仔で本馬の全姉にあたるイルザ(牝3)は3歳未勝利戦(ダ1200m)勝ち。2番仔テッコサン(牡2・父マジェスティックウォリアー)は大井所属でデビュー戦は8着に終わっている。

本馬は母7歳時の産駒。母系をさかのぼれば2012年のドバイDFを制したシティスケイプなどの活躍馬はいるが、やや遠いか。あまり活力があるとはいえないファミリー。それを2,310万円で購入し、3,280万円で募集するあたりにノルマンの自信のほどがうかがえる。私は買わんけど。

生月日体高胸囲管囲落札価格(税込)募集価格
3/11156cm173cm19.0cm2,310万円3,280万円

カネショウメロンの21(牡)

父:ドゥラメンテ
母父:ディアブロ

母カネショウメロンは2004年生まれ。現役時代は大井で4勝を挙げているが、すべて2歳時のもの。ちなみに4勝中3勝が戸崎騎手。3歳以降は1勝もできず。主な産駒は、浦和のユングフラウ賞(重賞)を制したポッドギル(父フリオーソ)。本馬は17歳時の産駒。高齢母にもかかわらず、2,585万円で落札したのは相当馬体を気に入ったためか。実際、動画の動きはよい。だけど・・・って感じ。2020年のサマーセールにて2,640万円で購入されたプロヴィデンシア(父エピファネイア)が3,520万円で募集されていることを考えると、本馬もそのくらいになりそう。なお、さく癖あり。

上記は以前のブログで書いたもの。予想価格ぴったり過ぎて草。もはや大草原。

生月日体高胸囲管囲落札価格(税込)募集価格
4/18152cm175cm19.52,585万円3,520万円

ジュエリーストームの21(牡)

父:エスポワールシチー
母父:ストーミングホーム

母ジュエリーストームは2013年生まれ。現役時代は中央で7戦0勝、地方で4戦0勝。本馬は8歳時の産駒。全兄ジュエリークエスト(牡4)が中央で10戦2勝(いずれもダ1200m)を挙げており、エスポワールシチーとの相性は良いと思われる。遅生まれだけに、現時点でのサイズは小さめ。ただ兄(4月21日生まれ)も442kgでのデビューだったので、そこまで気にすることはないか。日本で走っている近親に、2017年の六甲S(L)を制したアスカビレンがいる。兄同様、おそらくダート短距離戦線が主戦場では。

生月日体高胸囲管囲落札価格募集価格
4/26153cm169cm18.6cm935万円(税込)1,480万円

ディアバビアナの21(牡)

ディアバビアナの21
画像元:https://wmp512t973.user-space.cdn.idcfcloud.net/catalog/20220901/index220922.html

父ビーチパトロール
母ディアバビアナ
母父マツリダゴッホ

ディアバビアナは現役時代中央1勝に終わるも、未勝利戦で2着が6回、3着が2回、4着が3回と堅実に稼ぎ、総賞金は2,000万円を突破している。全弟に京王杯2歳S(GⅡ)・函館2歳S(GⅢ)3着のカルリーノ(父マツリダゴッホ)。カルリーノも3勝クラスながら総賞金は1億円を突破。なんと馬主孝行のファミリーであろうか。

本馬はディアバビアナ6歳時の産駒にして初仔。初仔だけに若干小柄ではあるものの、今回のセールでノルマンが購入した馬のなかでは、一番馬体が好きかも。

生月日体高胸囲管囲落札価格(税込)募集価格
3/13152cm169cm19.3cm572万円1,200万円

デンコウブルーの21(牡)

父:デクラレーションオブウォー
母父:キングカメハメハ

ヨカヨカでおなじみ本田土寿氏の生産馬。母デンコウブルーは2006年生まれ。現役時代は未勝利に終わるが、3番仔のウインヴォルケーノが地方で17勝をマークしている。近親に朝日杯フューチュリティS・NHKマイルCをともに5着のセイウンニムカウ(父カーネギー)。本馬は15歳時の産駒。そこまで活力に満ちた血統とはいえないが、はたして。ただ九州産馬なので、九州産限定競走に出走できるのは大きなメリット。ひまわり賞を勝てば、募集価格くらいはペイできそう。

生月日体高胸囲管囲落札価格(税込)募集価格
3/30155cm174cm20.1cm770万円1,320万円

フジインザスカイの21(牡)

当歳時のフジインザスカイの21
画像元:https://www.jrha.or.jp/select/2021/488.html ※画像は当歳時

父ヘニーヒューズ
母父ディープスカイ

セレクトセール2021当歳部門にて1,800万円でお買い上げ。母フジインザスカイは中央ダートで3勝。3歳時には兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ)にも出走している。2番仔のワンダーブレット(牡3・父アジアエクスプレス)が中央ダートで2勝している。

本馬は母10歳時の産駒。祖母ホーマンキュートの産駒も中央でそこそこの結果を残しており、長い目線で楽しめそう。父ヘニーヒューズというのもいい。測尺や現在の動きを見てから考えたい1頭だが、2,640万円も出せないよ、ママン・・・。

生月日体高胸囲管囲落札価格(税込)募集価格
5/1?cm?cm?cm1,800万円2,640万円
※測尺はあとで追加します。

ホクセーメジャーの21(牡)

父:モーニン
母父:ダイワメジャー

母ホクセーメジャーは2009年生まれ。現役時代は未勝利。産駒も3番仔のケイティディライト(父トゥザワールド)が中央で1勝を挙げたくらいで、そこまで目立った実績はない。近親に日経賞を制したユキノサンロイヤル(父サンデーサイレンス)がいるが、募集価格は約2,000万円であり、そこまで魅力的にはうつらない。まぁそんな馬が活躍するのも競馬の面白さではある。

生月日体高胸囲管囲落札価格(税込)募集価格
3/22159cm177cm20.0cm1,320万円1,960万円

ルスナイプリンセスの21(牡)

当歳時のルスナイプリンセスの21
画像元:https://www.jrha.or.jp/select/2021/535.html ※画像は当歳時

父シニスターミニスター
母父ファスリエフ

セレクトセール2021当歳部門で900万円で購入。母ルスナイプリンセスは現役時代中央ダートで1勝。これまで3頭の産駒を輩出するも、中央での勝利はゼロ。初仔のワンダーアマルフィ(牡5・父ワールドエース)が園田で2勝を挙げている。

本馬は母10歳時の産駒。近親にターコイズS(GⅢ)を制したミスニューヨーク(牝5・父キングズベスト)、栗東S(L)を制したメイショウオーパス(牡7・父メイショウボーラー)がおり、面白そうな1頭。当歳時にセールで購入したためか、上乗せ率が高いのが難点か。

生月日体高胸囲管囲落札価格(税込)募集価格
3/5?cm?cm?cm900万円1,920万円
※測尺はあとで追加します。

セール購入馬・牝馬編

サトノフリージア2021(牝)

父:ダノンレジェンド
母父:ハービンジャー

母サトノフリージアは2016年生まれ。現役時代は2戦0勝。初仔で5歳時の産駒。3代母リアリーハッピーの孫ルミナスウォリアー(父メイショウサムソン)が函館記念(2017年)を制覇。初仔だが、サイズ感は申し分なし。芝寄りの母系にダノンレジェンドを迎えて、どう出るか。ダノンレジェンド産駒は明らかにダート向きの馬が多いので、本馬もおそらくダートが主戦場になると思われる。

生月日体高胸囲管囲落札価格募集価格
02/15158cm178cm20.5cm682万円(税込)1,240万円

ディリジェンテの21(牝)

ディリジェンテの21
画像元:https://wmp512t973.user-space.cdn.idcfcloud.net/catalog/20220701/index_all220726.html

父ヘニーヒューズ
母父ステイゴールド

母ディリジェンテは現役時代中央芝で2勝。半兄カリブルヌス(牡2・父ビッグアーサー)はGIサラブレッドクラブにて総額2,000万円で募集されている。

本馬は母9歳時の産駒。プロモーションから続く一族には活躍馬が多く、うまくハマれば面白そう。アウトブリードで丈夫そうな点もグッド。あと顔がいい。

生月日体高胸囲管囲落札価格募集価格
3/17156cm173cm19.5cm935万円(税込)1,400万円

フクシアの21(牝)

父:へニーヒューズ
母父:ゴールドアリュール

まさかのヘニーヒューズ3頭目。母フクシアは2008年生まれ。現役時代は未勝利。産駒中、ジンフラッシュ(牡・父エイシンフラッシュ)が中央で1勝。地方ではダモンデ(牡・父プリサイスエンド)が南部駒賞(重賞)をはじめ11勝を挙げている。4代母オカクモの孫にダイアナソロンがいる。

本馬は13歳時の産駒。血統面からはあまり強調材料はないが、1,000万円を出す価値がある馬体だったということか。ヘニーヒューズ×ゴールドアリュールなので、中央で勝ち上がれなくても地方でチャンスはありそう。ただ最近のノルマンは中央で勝ち上がれない馬を普通にサラオクに出すから要注意。

生年月日体高胸囲管囲落札価格(税込)募集価格
4/15152cm176cm19.0cm1,100万円1,720万円

ボナマティーナの21(牝)

ボナマティーナの21
画像元:https://wmp512t973.user-space.cdn.idcfcloud.net/catalog/20220701/index_all220726.html

父キズナ
母父キングズベスト

ようやく芝馬がきたかと思えるスラリとした馬体。母ボナマティーナは現役時代未勝利。金沢でも勝てず。産駒はまだ未デビューだが、初仔がエピファネイア、2番仔である同馬がキズナをつけられるなど、牧場側で期待されている繁殖である様子がうかがえる。

本馬は母6歳時の産駒。近親に2004年と2005年の京成杯オータムH(GⅢ)などを制したマイネルモルゲンがいるものの、近年においてはとくに目立った活躍馬はおらず、強調材料に欠ける印象。

生年月日体高胸囲管囲落札価格(税込)募集価格
3/10155cm173cm19.0cm1,485万円2,000万円

マイスクエアワンの21(牝)

父:ミッキーグローリー
母父:ジャイアンツコーズウェイ

母マイスクエアワンは2011年生まれ。現役時代は中央・地方で未勝利に終わったが、3番仔のランスオブアース(牝・父エピファネイア)が関東オークスと兵庫CSでともに3着と活躍中。ただランスオブアースの全姉は中央では勝ち上がれず。

本馬は10歳時の産駒。ミッキーグローリーの初年度産駒のうちの1頭で適性は未知数だが、なんとなくダートっぽいイメージ。ただ馬体を見ると、芝でも走れそうな雰囲気はある。

生月日体高胸囲管囲落札価格(税込)募集価格
4/7159cm179cm22.0cm847万円1,520万円

ルヴェソンヴェールの21(牝)

父:フリオーソ
母父:クロフネ

ノルマンは本当にフリオーソ好きね。母ルヴェソンヴェールは2011年生まれ。現役時代は中央で1勝。初仔のファンタスティック(父オルフェーヴル)が中央で2勝、3番仔のディヴァインゲート(父ブラックタイド)が中央で1勝、4番仔のコスモエクスプレス(父エイシンヒカリ)が中央で1勝と、仔出しはなかなかよい。

本馬は10歳時の産駒。父がフリオーソなのでダート路線かと思いきや、こういうタイプに限って意外と芝を走っていそう。面白そうな1頭だが、やや割高感はある。

生月日体高胸囲管囲落札価格(税込)募集価格
/21157cm175cm19.8cm1,155万円1,600万円
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