YGGOC|バークエムがついに中央最終戦を迎える【新潟3歳未勝利戦】

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YGGオーナーズクラブ

来たる8月20日、新潟4R3歳未勝利戦(ダ1800m)にYGGオーナーズクラブ所属のバークエムが出走います。おそらく、これが中央最後となるであろう大切なレースです。今回は、そんなバークエムの近況をお届けします。

YGGOCHPより。転載許可を得ています

父:マインドユアビスケッツ
母:ブリオレット
母父:ロードカナロア

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喉なり手術を経て迎えた前走は4着でした

追分ファームで生産されたバークエムは、2020年のセレクトセール当歳セクションにてYGGオーナーズクラブが1,100万円で購入しました。

YGGオーナーズクラブで募集された2020年産の中央所属馬は全6頭。そのうち、私はバークエムに一番の期待をかけていました。

2022年9月18日にデビュー戦を迎えたバークエムは、11番人気という低評価ながら7着に奮闘します。当日は私も中山競馬場まで応援に行ったのですが、4コーナーから直線にかけての手応えにはしびれましたね。もしかしたら勝ってしまうのではと思ったほどでした。

これなら近いうちに勝てるだろうと楽観視していたものの、その後の2戦はノド鳴りの影響もあって11着、14着と振るいませんでした。結局、グレードⅢの喉頭片麻痺であるとの診断を受け、手術を敢行。およそ半年もの休養を余儀なくされてしまいます。

ノド鳴り手術明け初戦は、7月11日に金沢競馬でおこなわれた地方指定交流競走の能登見附島賞。休み明けだったためかスタートしてからの行き脚はよくありませんでしたが、二の足を活かしてハナに。その後も鞍上が積極的にレースを進めてくれましたが、最後の直線では力尽きて4着に終わりました。

ただ手術前よりもゴール前の粘りは増していたように感じましたし、確実に手術の効果はあったと思わせてくれるよいレースだったと思います。勝てなかったのは残念でしたが、復帰戦としては上々だったのではないでしょうか。

いざ、中央競馬ラストランへ!

その後は短期放牧を挟み、8月2日に帰厩。しかし、この時期の未勝利戦はいずれも混雑する傾向にあり、使えるところに使うしかないという状況に追い込まれます。どの陣営も、未勝利馬を勝たせるために必死ですからね。こればかりはやむを得ません。

8月9日は美浦Wを一杯に追われて82.8 – 66.2 – 51.6 – 37.7 – 12.2をマーク。そして今週の8月16日にはポリトラックで強めに追い切られ、67.3 – 51.6 – 37.5 – 11.2という好タイムをマークしました。ポリはウッドよりもタイムが速くなるとはいえ、なかなか状態はよいといえるのではないでしょうか。

なんとか状態のよいうちにレースに出られたらと思っていたところ、なんと運よく新潟4Rにすべりこむことができました。JRAのHPを見ると非当選馬が0頭でしたから、抽選なしで入れたわけですね。

しかし、ダート1800m戦がどう出るかは未知数です。田島先生も次のように語っています。

田島師
田島師

距離は前走を見てもやっぱり短いほうが良いと思うんですけど、基本的には使える所に投票する形になってしまいますので。あまり出し過ぎてしまうと距離が心配なので、出たなりというか無理をしない程度に行く競馬をさせたいと思います

新潟4Rへの出走が決まったことが良かったのか、悪かったのかは何とも言えません(笑)。ベストは短距離戦への出走だったと思いますが、はたしてどんな競馬を見せてくれるでしょうか。

ただ中山ダ1800戦に出走したときの走りは悪くありませんでした。4コーナーまでは手応え抜群であり、ワンチャンあるのではと思わせてくれました。最後の直線で大きく失速してしまいましたが、これはノドの影響があったためだと言えるでしょう。

ノドの状態が改善されたいま、前半でうまく脚を溜められれば距離がもってもおかしくはありません。

今回鞍上に迎える木幡3兄弟の稼ぎ頭・巧也騎手は万馬券男としておなじみです。今年も単勝12番人気229.1倍、13番人気239.2倍の馬を1着に導いています。バークエムも期待するしか!

今回はコメントから察するに、おそらく勝ちを狙うというよりも5着を狙う競馬になるのではないかと推測されます。権利を獲得し、次走適距離で必勝を期すという形ですね。

しかし、そんな中途半端な競馬は見たくないですね。どうせなら玉砕覚悟で1着を狙ってほしいものです。YGGのことですから、ここで負けても地方からの再スタートが臨めますし、他のクラブのように失うものは何もありません。

バークエムの中央ラストラン、坐して見守りたいと思います。皆さま、応援よろしくお願い申し上げます。

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