ついに中央重賞初制覇！
はいさい、ブル＠一口馬主です。11月11日に我らが総大将ドライスタウトが武蔵野ステークスを制覇。ついに中央重賞初制覇を飾りました！これで全日本2歳優駿、オーバルスプリントに次ぎ重賞3勝となりました。
それにしても、今回のレースは横山武史騎手がうまかった。それに尽きます。
パトロールビデオを見ると分かるのですが、スタートしてからすぐに外へ持ち出しているんですよね。たまたまドライスタウトよりも外枠の馬の脚質が差し・追い込みであったからできた芸当ではありますが、普通の騎手ならあのままインを走っていたと思います。
とくにドライスタウトにはマイルが長いんじゃないかと考えている騎手であれば、なおさら経済コースを走りたがるものです。
しかし武史騎手はテン乗りながら、馬の実力を信じて真っ向勝負。ポジションを取ったあとは馬の後ろに入れて脚を溜め、直線で解放。この先行抜け出しの王道パターンこそドライスタウトの走りだと思っているので、久々にドライスタウトの強い走りを見られて感無量でした。
レース後のコメント
レース後は、牧浦調教師の口から「チャンピオンズカップを視野に」との言葉が出てきました。いままで慎重であったマッキーも、今日の勝ちっぷりを見て自信を深めたのでしょう。「もっと大きいところを取れるように頑張っていきたい」と意気揚々です。
一方、武史騎手のコメントは以下のとおりです。
4コーナーから直線に向いたときの反応がかなり鋭く、自分が思っていたよりも早めに先頭に立つ形にはなりましたけど、そのまま押し切ってくれたのは馬の力だと思います。ちょっと最後抜け出して1頭になってから遊んでいる素振りもあったので、まだまだ余裕がある勝ち方だったと思いますし、距離ももう1ハロン伸びても大丈夫そうなくらい折り合いもつきますので、凄く乗りやすいです。素晴らしい馬だと思います。
うほっ、手放しでの褒めように我歓喜。こちらこそ、素晴らしい乗り方をしてくれて感謝感激雨嵐です。武史らぶ。
チャンピオンズカップの鞍上はどうなる？
さて、レース後の武史騎手はインタビューで次のようにも答えていました。
また乗せていただける機会がありましたら、よい結果が出せるよう頑張ります。
てっきりチャンピオンズカップでも続けて乗ってくれるものとばかり思っていました。
ところが、12月3日当日は中山でおこなわれるラピスラズリステークスでノルマンディーのカンティーユに乗ることがノルマンの近況から判明しました。
横山一家は義理堅いことで有名ですから、チャンピオンズカップ当日は先約であるカンティーユを優先するでしょう。やはり競馬サークルは結局は人付き合いがすべてなところがありますから、義理に背いていてはいい馬は回ってきません。そもそもカンティーユ自身、今後大きなところを勝てそうな器の持ち主ですから、こればかりはやむを得ませんね。
すると、チャンピオンズカップでドライスタウトにはいったい誰が乗るのか。でいまのところの出走予定馬を見ると、意外とルメールが空いていそうなんですよね。クラウンプライドがどうなるか。あとは、もちろん我らが戸崎騎手も空いています笑。
普通に考えれば、元サヤに戻るのが妥当な線かなと思います。戸崎騎手とはオーバルスプリントで和解しましたし、打倒レモンポップを目指して頑張ってもらいたいところではありますが、はたしてどうなるでしょうか。
続報を待ちましょう。
