YGG|2歳未勝利戦に出走したバークエムは11着、ユヅルハは2着・・・2歳出資馬の初勝利は次回に持ち越しに

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YGGオーナーズクラブ

はいさい、零細一口馬主です。先日12月11日にYGG所属のバークエムが中山・2歳未勝利戦に、13日に同じくYGG所属のユヅルハさんが園田・2歳未勝利戦に出走しました。レース回顧も届きましたので、レースを振り返っていきます。

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バークエム|中山・2歳未勝利戦(ダ1200m)11着

12月11日、中山1Rの2歳未勝利戦(ダ1200m)に臨んだバークエム。初戦は7着に終わりましたが、4コーナーでは前を捉えきるかという手応えでしたし、最後までしっかりと走れていたので、ダート代わりとなるここはすごく楽しみにしていました。

当日の馬体重は前走からプラス20キロとなる456キロ。放牧先の山元トレセンでは465キロ(11月15日)。11月23日に帰厩し、30日の計測では458キロでしたから、そこまで大幅に体重を減らすことなくレースを迎えられたのはよかったのではないかと思います。

しかし肝心のレースではスタートこそ5分に出るものの、二の足がつかずに中団からの競馬を余儀なくされます。トモにまだ筋肉がついていないので、うまくスピードに乗っていけないのでしょう。道中も鞍上の永野騎手が促しっぱなしでまったく余裕がありませんでした。最後の直線でもとくに目立った末脚を見せることなく、11着でゴールしています。

レース後、永野騎手は「1200mは忙しかった」と語っています。田島先生も「終いはパタっと止まるわけではなくジリジリ脚は使っていたので、やっぱり距離が長い方がよいのかもしれない」と言っているように、いまのバークエムのスピードでは短距離戦には対応できないのでしょう。

ただ、正直この1戦だけでダート適性を判断するのは難しいので、次走距離を延長した際にどんな走りをするのか次第ですね。

田島先生によると「馬体に問題がなければ続けて使っていきたいが、出走状況含めて少し様子を見させてほしい」ということなので、次走については未定です。このまま在厩での調整となりますから、馬体重が維持できるかどうかが鍵となりそうです。

正直なところ、2歳馬の中ではバークエムに一番期待しているといっても過言ではないので、次走改めて頑張ってほしいところです。

ユヅルハ|園田・2歳未勝利戦(ダ1400m)2着

一方のユヅルハさんは本日12月13日に園田2R・2歳未勝利戦(ダ1400m)に出走しました。

10月に2戦を消化して2着、4着。いったん放牧を挟み、約1か月半ぶりのレースです。放牧先では内臓が弱まっているのではないかということでしたが、休養中に夏負けが抜けて毛艶はよくなり、万全の態勢で12月2日に帰厩。これまで惜しい競馬が続いていましたので、3戦目となるここは初勝利を期待しました。

ところが、ユヅルハさんがゲートを嫌ってなかなか入らないという(笑)。休み明け久々にゲートを見て嫌な思いがよみがえってきたのでしょうか。スタート後も外に大きく逃避する始末。吉村騎手が押して4番手あたりにすっとつけることはできましたが、スタート後のリカバーで若干余計な体力を使ってしまった感は否めません。

それでも4コーナー手前では逃げ馬を捉えんばかりの勢い。ようやく初勝利か!?と思ったものの、結局逃げ馬に最後まで粘られてしまい、2着に終わりました。

改めてレース動画を振り返って見ると、ユヅルハさんは一完歩のストライドがだいぶ大きいですね。いわゆる大跳びってやつです。それもあってトップスピードに乗るまでに時間がかかってしまうところがあるのかもしれません。

吉村騎手によると「だらーっと走ります」ということですが、なかなか解釈が難しいですね。一本調子で走っていてメリハリがないのか、それとも真面目に走る気がないのか(笑)。

ただ保利先生は「もう少しお尻に肉がついてくれたら。よくなるのはまだ先かもしれない」とおっしゃっているように、まだまだ成長の余地は十分ありそうです。ほかのレースのタイムと比較しても結構早いほうでしたし、古馬と混じっても結構やれそうな雰囲気があります。

次走はまさかの12月30日!今日の出走が今年最後かと思っていたので、年末ギリギリまで楽しめてユヅルハさんには感謝です。今度こそ初勝利を期待します!

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