ドライスタウト、次走はユニコーンステークスへ!得意の距離で雪辱誓う

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残念な結果に終わった兵庫チャンピオンシップ

5月4日(水)、園田競馬場で行なわれた兵庫チャンピオンシップ(JPN2)に出資馬ドライスタウトが出走。1番人気に押されましたが、残念ながら4着に敗れるという結果に終わりました。

ただ改めてレースを振り返ると、最悪のパターンが重なってしまったがためにこんな結果になってしまったということができます。

まずスタート。園田1870mの大外枠は滑りやすいといわれていますが、ドライスタウトも例に漏れずに大すべり。あわや戸崎騎手が落馬するところでした。四肢のバランスもだいぶ崩れ、下手するとケガをする恐れもあった危ないスタートだったと思います。

出典:https://www.keiba.go.jp/dirtgraderace/2022/0504_hyogochampionship/introduction.html

ここから立て直して道中は中段につけるものの、休み明けのせいか若干行きたがっているシーンが見受けられました。また、右回りが初めてということもあり、パトロールビデオを見ると結構外に膨れてしまっていましたね。

息づかいもいまいちだったらしく、3コーナー手前ではもう手応えがなくなるほどに。結局そのまま前の集団を交わせずに4着でフィニッシュです。

牧浦調教師と戸崎騎手のレース後のコメントは以下の通りです。

牧浦調教師「すみませんでした。ジョッキーともスタートが滑りやすいから気をつけようという話はしていたんですけど、それでもああいった形になってしまって。落馬しそうなくらい脚を滑らせてしまって良く落ちなかっとたなというレベルだったので、それで前半であれだけ出遅れて脚を使ってしまったというのもありますし、ちょっとしんどい競馬になってしまいました。あとは小回りの右回りで、左回りに比べると若干外に膨れ気味な所もあったようなので、距離と小回りの右回りと久々と初物尽くしの条件が揃っていたので、出遅れもありましたし最後は苦しくなってしまったという所ですね。本質的には(1870mは)長いと思います。それで短い所から使い出しているので、血統的にも以前話していた喉云々とかは関係なしに短めの血統でもあると思いますので。ただ、能力的に持つかなと思って徐々に伸ばしながら使ってきた所ではあるんですけれども。ただ、今回に関しては特殊な馬場なので、スタートからちょっと可哀想でしたね。この後は問題なければユニコーンSに向かうと思いますが、その後のJDDは距離的にどうですかね。まあ今回は久々でしたし、前々で決まる馬場であれだけ出遅れてという所で参考外の一戦ではありますので、また今後の競馬の内容次第でという所ですかね。でも基本的にはそこまで長い所の馬ではないと思います。そこを能力でどれだけカバー出来るかなというのが現状かなと思います。今の所、競馬後の上がりは馬体に大きな異常はなさそうでした。この後は金曜日に一旦短期でチャンピオンヒルズに放牧に出す予定です。以前の右脇の違和感も調教を進める中で若干残っていましたし、今回の競馬後の疲れもケアをしてもらいながら、問題なければ次走はユニコーンSに向かいたいと思います」

YGGオーナーズクラブの許可を得て掲載しています。

戸崎騎手「スタートは躓いて出たので遅れる感じになりました。その後も右回りに戸惑って、ちょっと外に張るような感じで、ちょっと流れに乗っていけないというか、修正しながらだったので。スタンド前に来てリズムを取り戻したかなという感じでしたけど、向こう正面からもうちょっと手応えは怪しくなったかなと思いますね。ちょっと返し馬から息も休み明けの感じがしたんで、その辺で最後もやっぱフラフラになってたかなと思います。距離に関しては、休み明けだし、右回りだしっていうのでなんともわからないですね。まあ一度使って良くなると思います」

YGGオーナーズクラブの許可を得て掲載しています。

どうやら距離が長いのではないかという見立てです。希望としてはここを勝って勇躍ジャパンダートダービーに臨んでほしかったところですが、コメントを読む限りでは今後はマイル以下で戦っていくのではないかと予想されます。

ということで、次走はユニコーンステークスとなりました。東京ダート1600mといえば芝スタートからはじまる欠陥コースとしておなじみですが(笑)、来年のフェブラリーステークスを占う意味でも芝スタートをなんとかこなしてもらいたいところですね。

フォロワーさんのツイートを見て思わず「はっ」と思ったのですが、重賞に出られて、しかも掲示板に乗るような馬に出資している幸せをもっとかみしめなくてはいけませんね。

競馬は1番人気が必ず勝つとは限りません。レースは生き物といわれるくらい、レースのたびにペースや展開も異なりますし、さまざまな要素がうまく絡み合ってようやく勝利をつかむことができるわけです。

今回はドライスタウトにとっては最悪の展開となってしまいましたが、次走も重賞に挑戦ということで、まずはそれを喜びたいと思います。そのうえで勝利という結果がついてきてくれたら最高ですね。

ドライスタウト、3歳初戦お疲れ様。今回は少し厳しい競馬だったから、まずはゆっくりと疲れを癒やして、そして来月のユニコーンステークスへ向けて頑張ってください。

ユニコーンステークスは東京競馬場なので、必ず応援に行きます!!皆さんとおたおめしたい。

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