JRAを代表する女性騎手
2016年、JRA7人目の女性騎手としてデビューを果たした藤田菜七子騎手。デビュー年から着実に勝利数を積み重ね、2019年12月8日にはコパノキッキングでJRA女性騎手として初となるJRA重賞制覇。2020年4月25日にはJRA女性騎手初の通算100勝を達成しました。
年度 | 勝利数 | 騎乗回数 |
2016 | 6 | 295 |
2017 | 14 | 385 |
2018 | 27 | 607 |
2019 | 43 | 703 |
2020 | 35 | 572 |
2021 | 14 | 370 |
通算 | 139 | 2932 |
何かと話題を集める同騎手ですが、このたび公式のインスタグラムを開設したという一報が飛び込んできました。
ということで、さっそくフォローしてみました(笑)。
フォロワー数は早くも2万人を突破!人気のほどをうかがうことができます。
ちなみに、同じく先日インスタグラムを開設した鮫島克駿騎手のフォロワー数は2485人、菜七子騎手と同期の坂井瑠星騎手は約1万4000人です。
ミルコ・デムーロ騎手とクリストフ・ルメール騎手は約4万5000人のフォロワー数を抱えていますので、当面の目標はこの数字を抜くことでしょうか。年内には抜きそうな気がしますね。
現在はまだ投稿数は1つしかありませんが、先週の中京開催からようやく騎乗を再開していますし、これからストーリーを含めてどんな更新がされるのか、楽しみですね。
まだフォローしていない方はとっととフォローしておいたほうがいいですよ。
なお、公式インスタによると、アカウントは事務所(ホリプロ)の管轄ということなので、芸能活動の一環としての意味合いもあるのでしょう。添付のAmazonリンクは、2022年度のカレンダーでした。
私の愛馬と菜七子騎手の成績
さて、菜七子騎手は現在6年目、通算成績は139勝なので、通常であれば若手騎手に適用される減量の恩恵はすでにありません。しかしルールが改正され、2019年3月1日より、女性騎手は恒久的に2キロの減量が適用されることになりました(平場戦のみ)。
若手騎手に与えられる減量制度の恩恵はかなり大きく、減量が取れたとたんに騎乗数が激減するというケースは珍しくはありません。
たとえば菜七子騎手の同期の荻野極騎手は、減量が取れた2019年以降、騎乗回数・勝利数ともに大きく減らしています(インスタで調子に乗って関係者の反感を買ったという側面もありますが)。
なのですでに100勝以上を挙げている菜七子騎手の2キロ減はかなりのメリット。年ごとの騎乗回数を見ても、毎年安定して依頼を得ていることがわかります。なお、2020年の騎乗数が2019年よりも少ないのは、2月に落馬・骨折して休養を余儀なくされたためです。2021年も10月27日に再び鎖骨を骨折。約1か月間、休養しています。
さて、そんな菜七子騎手と出資馬との歴史を振り返ってみると、2021年5月23日の新潟9レース・4歳上1勝クラス芝1400mに出走したミスビアンカ(牝4)の1走のみでした。このときは
5番人気で2着という結果を残しています。それまでが18着→15着→6着→10着とリズムを崩していた時期だけに、本当にうまく乗ってくれたなと思った記憶があります。通常であれば負担重量55キロでの出走のところ、2キロ減の53キロで出られたことも大きかったのかなと思います。ミスビアンカが逃げ馬だったということも功を奏しました。
最近の騎乗馬の質は決していいとはいえませんが、いつかまたコパノキッキングのような馬と巡り合えるといいですね。
これからも頑張ってください。