兵庫CSまであと約1週間!ドライスタウトの調子は?
YGG所属のドライスタウトが全日本2歳優駿で衝撃的なGI制覇を成し遂げてから早4か月。ついに3歳初戦を迎える時が近づいてまいりました。
今年の3歳世代のダート路線のレベルは高く、クラウンプライドがUAEダービーを制覇、セキフウがサウジダービー2着、コンシリエーレがサウジダービー3着と、海外レースでも日本馬の名をとどろかせております。
その3歳ダート路線の頂点に立つのが、我らがドライスタウト。未知の距離、初右回りと不安点は多々ありますが、それよりも期待が勝るというのが本音です。
4月20日は鮫島良太騎手を鞍上にCWコースで64.8-50.1-36.1-11.7をたたき出すなど、徐々に調子を上げてきました。鮫島騎手曰く「まだ余力がある」ということなので、今週ひと追いすれば態勢はほぼ整うでしょう。本番ががぜん楽しみになってまいりました。
ドライスタウト組のその後の戦績
さて、いよいよ兵庫CSまであと1週間なので、私の気持ちを盛り上げるためにも再びドライスタウト組のその後の戦績について調べていこうと思います。
2歳新馬戦 2021年9月26日 中京4R ダ1200m
着順 | 馬名(性別) | タイム | その後の結果 |
1 | ドライスタウト(牡) | 1:11.2 | |
2 | ワセダタンク(牡) | 1:11.6 | 21/10/24 2歳未勝利戦1着 |
3 | メイショウキッド(牡) | 1:12.1 | 22/2/13 3歳未勝利戦1着 |
4 | プリーチトヤーン(牝) | 1:12.5 | 21/12/12 2歳未勝利戦1着 |
5 | ディパッセ(牡) | 1:12.9 | 22/1/15 3歳未勝利戦1着、22/4/2 3歳1勝クラス1着(←new) |
6 | サンライズロナウド(牡) | 1:13.1 | 22/3/12 3歳未勝利戦1着(←new) |
11 | テンクウフラワー(牝) | 1:14.5 | 22/3/21 3歳未勝利戦1着(←new) |
前回の更新時からディパッセ、サンライズロナウド、テンクウフラワーがそれぞれ勝利を挙げています。
ということで、新馬戦で降した相手のその後の勝利数8勝となりました。
オキザリス賞 2021年11月13日 東京9R ダ1400m
着順 | 馬名(性別) | タイム | その後の結果 |
1 | ドライスタウト(牡) | 1:23.4 | |
3 | ヴァルツァーシャル(牡) | 1:24.3 | 22/4/23 3歳1勝クラス1着(←new) |
5 | クロジシジョー(牡) | 1:24.8 | 22/4/16 3歳1勝クラス1着(←new) |
6 | ジレトール(牡) | 1:25.0 | 22/01/22 3歳1勝クラス1着 |
8 | コンクパール(牝) | 1:25.5 | 22/2/12 3歳1勝クラス1着 |
11 | タヤスゴールド(牡) | 1:26.2 | 21/12/25 2歳1勝クラス1着 |
中止 | カセノダンサー(牝) | ー | 22/4/10 3歳1勝クラス1着(←new) |
前回の更新時からヴァルツァーシャル、クロジシジョー、カセノダンサーが勝利。これにより、オキザリス賞組で1勝クラスを突破した馬は計6頭となりました。
全日本2歳優駿 2021年12月15日 川崎11R ダ1600m
着順 | 馬名(性別) | タイム | その後の結果 |
1 | ドライスタウト(牡) | 1:39.2 | |
2 | コンバスチョン(牡) | 1:39.7 | 22/2/20 ヒヤシンスS(L)1着 |
3 | プライルード(牝) | 1.40.8 | 22/3/30 京浜盃競走(大井・G)4着(←new) |
4 | セキフウ(牡) | 1:41.1 | 22/2/26 サウジダービー(G3)2着(←new) |
5 | シルトプレ(牡) | 1:41.2 | 22/2/10 雲取賞競走(大井・G)3着(←new) |
6 | カイカノキセキ(牝) | 1:41.3 | 22/2/27 マーガレットS(L)3着(←new) |
8 | ナッジ(牡) | 1:42.0 | 22/2/10 雲取賞競走(大井・G)2着、22/3/30 京浜盃競走(大井・G)3着(←new) |
10 | バウチェイサー(牡) | 1:42.3 | 22/1/27 ゴールドジュニア(笠松・OP)1着、22/3/10 兵庫ユースC(園田・G)1着(←new) |
13 | マリンスカイ(牡) | 1:43.3 | 22/3/21 土佐春花賞(高知・G)1着(←new) |
全日本2歳優駿組は国際重賞をはじめ、地方のグレードレースでも好結果を残しています。現在は中央・地方合わせて計4勝ですが、今後も勝ち星は伸びていくことでしょう。
兵庫CSが楽しみですね
ということで、ドライスタウト組のその後の成績を集計したところ、中央・地方合わせて計18勝という結果となりました(22/4/26時点)。もちろん、今後の成長が期待される若駒ばかりですから、この数字はどんどん更新されていくでしょう。
この結果だけを見ると、ドライスタウトがいかに化け物級なのかがわかります。もともと「短い距離が向いているんじゃないか」「マイルが限界では」と言われていましたが、心肺能力が高いとのお墨付きをいただいていますし、なんとか中距離まではこなしてくれるのではないかと思います。前々で競馬ができるので小回りもとくに問題ないでしょう。
スタートを決めて3番手につけ、4コーナー手前で先頭に立ってそのまま押し切る。そんな姿が目に浮かぶかのようです。
なお、私の今年の一口馬主成績は6戦0勝です笑。しかも2桁着順5回という体たらく。もし負けたら私の不運のせいだと思ってください笑。
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