厳しい暑さが続く毎日……
7月も終わりを迎えようとしていますが、とにかく毎日暑すぎる!!しかもマスクをしているから余計に暑さを感じます。室内ならまだしも、もはや屋外でマスクは地獄レベルですよね。下手すると熱中症で死んでしまいます。
水分補給、適度にしていますか?マスクをしていると口の中の湿度が適度に保たれるという効果があるため、通常時よりも喉が渇きにくくなるそうです。つまり、脳は身体の水分が足りていると判断してしまうわけです。しかし、実際は水分が足りていません。喉が渇いたなと思ったら、時すでに遅し。喉が渇いていないと思っても、とにかくまめに水分を補給すること。これが、マスク熱中症を避ける一番の方法です。
あとは、人との間隔が十分に取れていたらマスクを外してしまうのも一つの方法ですね。熱中症には気を付けましょう!!
とはいえ、競馬をはじめとするスポーツ観戦では、現状はマスクの着用が不可欠です。せっかく競馬場に行ったのであれば、パドックも見たいし、馬場で返し馬、レースも見たい。しかし、炎天下では暑すぎて、下手すると死にかねません。
そこでマスクの見直しをお勧めします。いまは冷感タイプのマスクや、蒸れにくいマスク、息がしやすいマスクなど、さまざまなマスクが発売されています。
実際、このコロナ禍における2年間でいろいろなマスクを試してきましたので、夏にオススメのマスクをここで紹介したいと思います。
おすすめ冷感マスク
冷感マスクは、その名のとおり、ひんやりとした肌触りが売りです。また、通気性や吸湿速乾性にも優れているのが特徴です。見極めるポイントは長時間つけてても耳周りが痛くならないか、マスクをしたときに鼻・口元に若干の余裕ができるか、といった点です。ただぶっちゃけますと、どの製品もすごく冷たいかといわれれば、そうでもないです。普通の不織布マスクに比べると、蒸れにくく、息がしやすく、快適かなというレベルです。なので、そのあたりを踏まえて見ていただけると幸いです。
なお、水に濡らして使うマスクも試しましたが、あれは最初はすごく冷たいです。ですが濡れている分、呼吸がちょっとしにくいです。あと肌とくっつく部分がちょっと荒れやすいなと思いました。なのでこのタイプのマスクは、あまりオススメしません。
アンダーアーマー スポーツマスクフェザーウエイト
これは7月に出たばかりの新商品なのですが、いままでに使ったマスクの中で断トツにいいです。外出時にも使ってますし、ジムに行くときも使用しています。
フィット感がものすごくよくて、生地もスエード調なので肌触りはよいです。あと鼻からずれ落ちることがないので、運動には最適です。汗をかいても比較的すぐに乾きます。また、肌に触れる部分にアイソチルという冷感素材が使われているのがミソですね。
これの旧モデルであるスポーツマスクは使ったことがないのですが、それよりも40パーセントほど軽くなっているそうです。値段を見ると旧モデルのほうが半分くらい安いのですが、どうせ買うなら進化したこちらのほうがよいと思います。
東京西川 洗える接触冷感マスク
これ、発売当初は本当に買うことが難しかったのですが、さずがにいまでは余裕で手に入ります。
やはりふとんの西川だけあって、生地にはやわらかみがあり、伸縮性があるので長時間つけてても耳周りは痛くありません。そこまで冷感度合は高くはない気はしますが、それでも普通の不織布マスクと比較すると段違いです。息もしやすく、結構呼吸は楽です。また、洗って何度も使えるのがいいですね。公式では100回使えるとありますので、耐久度はかなり高いです。
ただあくまでも飛沫の防止用なので、花粉やウイルスなどを防ぐことはできません。なので職場で使うというよりも、スポーツ観戦などちょっとした外出時に使用するとよいのではないかと思いました。不織布マスクしろおじさんには気を付けましょう(笑)。
グンゼ 肌に優しい洗える冷感布製マスク
いろいろとマスクをつけてみて思ったのは、やはりメーカーってすごく大事です。先の西川もそうですが、グンゼも肌着メーカーなだけに肌触りはとてもよいです。
こちらの商品も、結構肌に密着するタイプです。カットオフというグンゼの特許技術を使用しているので、長時間つけてても耳周りは痛くなりませんでした。
余談ですが、このカットオフという技術を使ったグンゼのパンツ、めっちゃ履き心地がいいです。通常であればゴムがあると思うのですが、それがないので締め付け感が皆無です。お腹にゴム跡もつきません。あまりにも気に入り過ぎて、パンツを全部これに変えたくらいです。パンツのゴム跡が気になるという方はぜひ試してみてください(笑)。
と話が逸れました……。
このグンゼのマスクですが、写真を見るとわかるように、センター部分に芯みたいのが入っています。これのおかげで型崩れすることがありません。
洗濯しても型崩れすることなく次回も快適に使えるので、コスパはいいマスクだなと思いました。1枚500円くらいですしね。
ミズノ アイスタッチマウスカバー
ジムで運動する際に、上で紹介したアンダーアーマーマスクと交互に使用しています。
「アイスタッチ」とかいうミズノ独自の接触涼感素材を使っているようで、口元に熱がこもりにくいという特徴があります。運動しても息苦しさはそこまで感じません。汗もすぐ発散される印象です。ストレッチ素材を使っているので、肌触りも悪くありません。長時間かけてても、耳も痛くなりにくいですね。
アンダーアーマーのマスクよりも、見た目がゴツくなくスタイリッシュなので(笑)、見た目を気にする方はこちらのほうがいいかもしれません。フィット感があるので、結構顔もシュッとして見えます(笑)。
これも飛沫を防ぐためのものであってウイルスを防止するという意味合いは薄いのですが、まぁ結局ウイルスを防ぐマスクなんて一般用ではないに等しいですからね。つばなどが相手に飛ばないようにするエチケットとしてのマスクなので、夏場はこれでもいいのかなと思います。マナーも大切なんですけど、夏場は息のしやすさ、暑さの緩和が第一ですので。
使い捨てタイプならアイリスオーヤマのナノエアーマスク
これも昨年はまーったく購入することができませんでした。どこへ行っても売り切れです。しかし、今年に入るといろいろなマスクが出回ったおかげか、比較的容易に購入できるようになりました。
普通の不織布マスクと比べると、息のしやすさは段違いです。あと本当に細かいことなのですが、1枚ずつ個別包装されている点がポイント高いです。いままでに紹介したマスクは洗って何度も使うタイプだったので、それを面倒に感じる人もいると思います。ですが、こちらの商品は使い捨てタイプ。しかも個別包装されているので、清潔な状態を保ったままカバンに入れておくこともできます。出先でマスクのヒモが切れてしまったなどのトラブルにも対応できますね。
実際、マスクをつけたり外したりする機会って結構多いですよね。飲み物を飲むときとか、ちょっと深呼吸したいときとか。それを何度も繰り返しているうちに、マスクのヒモが切れてしまうケースって結構あります。いまはマスクをしていないと周りから冷たい目で見られそうですから(笑)、慌ててコンビニなどに買いに行ったものですが、こういう携帯できるタイプは何かと重宝します。あと値段も安いです。
まとめ
ここまで5社のマスクを紹介しました。以前、「不織布マスクに比べてウレタンや布製のマスクは飛沫の遮断性能が劣る」という実験結果が発表されて、「ウレタンマスク警察」なる者も一時現われましたよね。「不織布マスクをつけろ!」みたいな。まぁそれ以前に話しかけてくんなって話ですが。
ただ、マスクの効果的な着用法を研究する環境管理センターによると、鼻をしっかりと覆うなど一般的な正しい使い方をすればどれでも問題はないということ。人が密な場所なら不織布、換気のいい場所ならウレタンなど使い分けて使ってはどうかということでした。
競馬場の馬場やパドックは屋外で換気は抜群ですからね。いまは入場数も制限されているので、あまり密になることもありません。なのでやはり夏の暑い時期は、自分の命を守るという意味でも、息がしやすく比較的涼しいマスクを使うのが一番なのではないかなと思いました。