2023年9月20日(水)に浦和競馬場で行われるテレ玉杯オーバルスプリント(JpnⅢ)にドライスタウトが出走します。前走のかきつばた記念(JpnⅢ)ではウィルソンテソーロにハナ差敗れてしまい、悔しい思いをさせられました。今度こそは勝利をつかみとってもらいたいものです。今回は、ドライスタウトの近況をお届けします。
出資者全員の心の声(また川田かよ)
はいさい、ブル@一口馬主(@kohei_hitokuchi)です。
今年は中央で出資している愛馬がなんと29連敗中・・・。エースであるドライスタウトも、2022年11月の霜月S以来勝ち星がありません。それでもフェブラリーS(GI)4着、かきつばた記念(JpnⅢ)2着と重賞戦線で着実に賞金を稼いでくれているのはありがたいところです。
しかし、いい加減勝つ姿が見たい。出資者各位、および下河辺牧場の関係者、チャンピオンヒルズの担当者もそう思っていることでしょう。
そんなドライスタウトが浦和競馬場で行われるオーバルスプリント(JpnⅢ)に出走するわけですが、騎手が未定だったオーロラテソーロの鞍上が川田騎手に決まったとき、「また川田かよ・・・」と思わず嘆いてしまった方は少なくないはずです。私もそのひとりです。
思い起こせば、ドライスタウトの歯車は今年の1月に行われたすばるSの敗戦から狂った気がします。確実に賞金を積み重ねるには1着が必至だった状況下において、バトルクライ&川田にうまく押し込められて追い出しが遅れ2着敗退。フェブラリーSでも直線で前が空かずに追い出しが遅れる事態に陥りました(スムーズな競馬ができていても、レモンポップには勝てなかった気はしますが)。
そして極めつけは前走のかきつばた記念。ウィルソンテソーロ&川田にうまく狙いを定められてハナ差負けを喫してしまいました。
もちろん、ウィルソンテソーロもその後にマーキュリーカップ(JpnⅢ)を制していることからも分かるように強い馬には違いなく、またドライスタウトも58.5kgの斤量を背負わされていたので、アンラッキーによる敗戦ではありません。ただ乗り方ひとつで勝てていたような気もするので、川田騎手にしてやられた感が半端ない結果となってしまいました。
今回は、再度テソーロ&川田がドライスタウトの前に立ちはだかります。それだけではありません。地方の雄・スマイルウィも強力なライバルです。さきたま杯(JpnⅡ)ではイグナイターに敗れたとはいえ、バスラットレオンには完勝していますからね。
おそらくレースは、早めに先頭に立つスマイルウィを追いかける展開になるでしょう。鞍上の戸崎騎手もそれはわかっていると思うので、うまくスタートを決めたあとはスマイルウィを射程圏に入れながらレースを進めたいところですね。
ドライスタウト近況
さて肝心のドライスタウトの調子ですが、そこまでよいわけではありません。
8月23日「まだまだ緩くて息遣いもできていない」
8月30日「まだまだ動きが重くて緩い感じ」
9月6日「トモの肉付きとかは物足りない所はあるが、確実に段階を踏んで良くなってきている」
9月13日「良い時に比べるとまだ重苦しいなという所と、若干夏負け気味な感じがある」
9月17日「良い時の状態に比べるとまだまだだが、競馬に使えるレベルには持ってこれている」
良化途上にはあるものの、完調にはいたらずといったところです。ドライスタウトに関しては、つくづく狙ったレースをベストな状態で使えないという印象があります。
今回の状態でどこまで動けるのか。先行するスマイルウィを捉えきれるのか。不安は尽きませんが、今回は口取りに当選しましたので、重賞の舞台でドライスタウトと一緒にぜひ口取りをしたいものです。
戸崎騎手とともに、久しぶりの勝利をつかめますように!