【ノルマンディーOC2021年度第1次募集・検討編②】ノルマンがセールで購入して今回ラインナップされた馬を見てみるの巻【どのくらいぼったくり?】

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一口馬主全般
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燃え尽き症候群です……

 どうもこんにちは。キャロットクラブの入会に全集中!し過ぎて、すっかり燃え尽きた零細一口馬主です。

 まさか入会できるとは思っていなかっただけに、今後の予定がすべて白紙に戻りました(笑)。

 本来であれば、バヌーシーでモルトフェリーチェの20を、そしてノルマンディー、YGGでそれぞれ1頭ずつ足せればいいかなと思っていたのですが、キャロットに入れた、それだけでお腹いっぱい胸いっぱいでございます。

 ただ、もしかしたらものすごく気に入ってしまう馬がいるかもしれません。

 出会いを逃すな!!

 ということで、ノルマンディーOC2021年度募集馬のなかで、ひとまずノルマンがセールで購入した馬を検討していきたいと思います。

ノルマンがセールで購入し、ラインナップされた馬はこちら

 ノルマンがセールで購入し、今回募集馬としてラインナップされた馬は以下の通りです。

馬名性別 種牡馬母出生時年齢  生産購入価格(税込)  募集価格厩舎備考 
フルマークスの20カレンブラックヒル9歳松浦牧場2200万円2880万円小林(栗東)キズナ産駒の半兄ケイティミラクルが中央1勝
マジックミラージュの20エスポワールシチー18歳前野牧場1705万円2400万円伊藤圭(美浦)ストーミングホーム産駒の半兄オニノシタブルが中央4勝
ラフェクレールの20ルーラーシップ13歳グッドラック・ファーム2145万円2800万円辻野(栗東)母はキャロット出身。クロフネ産駒の半姉サクレディーヴァと半兄エピックアンがともに中央3勝
セレクションセールより。
馬名性別 種牡馬母出生時年齢  生産購入価格(税込)  募集価格厩舎備考 
ハートオブスワローの20ラブリーデイ6歳村下農場814万円1480万円池上昌(美浦)母はターフスポート出身。初仔
キタサンメジャーの20ヘニーヒューズ6歳村田牧場1595万円2520万円高木(美浦)2番仔
ニホンピロルピナスの20シビルウォー18歳友田牧場682万円1320万円稲垣(美浦)ホワイトマズル産駒の半兄ニホンピロアワーズはGIジャパンカップダート(現チャンピオンズカップ)制覇
ニシノマドカの20ダノンバラード13歳道見牧場770万円1440万円鈴木(栗東)ダノンバラード産駒の全兄ナイママが現在OPで活躍中
プリンセスフローラの20モーリス10歳タガミファーム825万円1520万円奥村武(美浦)母はシルク出身。半姉ジャスミンフローラもシルクで募集
フラワーロックの20ダンカーク12歳酒井牧場792万円1360万円尾関(美浦)シニスターミニスター産駒の半姉タイセイヴィーナスが新馬戦勝利
クレバークリスの20オルフェーヴル14歳ミリオンファーム1100万円1720万円寺島(栗東)ドゥラメンテ産駒の半兄ゲンパチリベロが中央1勝
メイクデュースの20ディーマジェスティ14歳出口牧場1375万円1920万円栗田徹(美浦)母はヒダカブリーダーズユニオン出身。スクリーンヒーロー産駒の半姉ウィナーポイントは中央で3勝
セイントリースカウトの20ダンスディレクター18歳鳥井牧場341万円800万円本間(美浦)フサイチペガサス産駒の半兄ミッキーバラードは中央4勝
サマーセールより。

 今年の募集馬30頭のうち、じつに12頭がセールで購入した馬です。もはやバイヤー系といっても過言ではないですね。デアリングタクトの成功ですっかり味をしめてしまったのでしょうか。また、昨年の売上具合を見て、セールで購入した馬でも十分利益になると踏んだのでしょうか。

 さて、現在はまだ募集前ということで、カタログだけが公開されている状況ですが、今のところ気になっているのは以下の4頭です。

キタサンメジャーの20

ニホンピロルミナスの20

ニシノマドカの20

セイントリースカウトの20

 キタサンメジャーの仔は+925万円で2520万円での募集。正直なところ、ノルマンで2000万円以上の馬には出資したくないだけに、悩ましいところです。ただぱっと見たなかで一番好きかもしれないので、とりあえず歩様動画があがるのを待ちたいと思います。

 そのほかは種牡馬が渋いところがいいですよね。それぞれシビルウォーにダノンバラードにダンスディレクターです。絶対シルクやキャロットでは出資できない馬ばかりです。

 ニホンピロルミナスは初仔のニホンピロアワーズに全能力を吸い取られてしまったのか、その後まったく活躍馬を輩出できていません。しかも18歳のときの仔と高齢出産です。ですが、立ち写真を見る限りそこまで悪くはなさそうな……。母系をさかのぼると、曾祖母ミルカレントの姉にはフジキセキを輩出したミルレーサーがいるなど、なかなか胸熱な血統です。

 高齢出産といえば、キャットクイルが頭に浮かびます。彼女も初仔のファレノプシス以来あまり活躍馬が出ていませんでしたが、20歳のときの仔キズナが日本ダービーを制しています。今回とほぼ同じパターンですね。やはりGI馬を産むほどの能力があるということですから、ニホンピロルミナスもまだ見限れないところはあると思います。

 ニシノマドカの20はナイママの全弟。ナイママのひとつ下の半妹カイトレッド(父ゴールドヘイロー)も新馬勝ちをしていますし、まぁまぁ走ってくれそうな気はします。1440万円という値付けは微妙なところで、そこまで稼ぐかなという感じもありますが、血統面で気になる1頭です。

 セイントリースカウトの20は購入価格の倍以上の値付けと高齢出産な点が気になりますが、800万円だったらまぁいいかなとも思います。

 この母もニホンピロルミナス同様、初仔のミッキーバラード以来活躍馬が出ていません。ただ、本馬の場合、顔がとにかくイケメンなんですよね(笑)。体つきも重厚感があって、まさに重戦車といった印象を受けます。1口2万円となかなかお買い得ですから、動画の動き次第ではいきたいかなぁと思ったり思わなかったり。ただ厩舎が最悪なんで(笑)、そこも懸念材料のひとつではあります。

 以上、ノルマンがセールで購入し、1次募集でラインナップされた馬を見てきました。次回は残りの18頭を検討していきたいと思います。

 

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