はいさい、零細雑魚一口馬主ことブルです。ユニオンのカタログがいまだ届きません。新規排除でしょうか。今日はカタログを見て過ごそうと思っていたので残念です。暇なので、昨日おこなわれた八戸市場でノルマンが落札した馬について見ていきましょう。
ネオヴェリーフェズの22
八戸市場でノルマンディーオーナーズクラブが落札したのは、ネオヴェリーフェズの22。なんとウインバリアシオン産駒です。血統表を見るとわかるように、ノーザンと社台のハイブリッド仕様。サンデーサイレンスの3×3が目を引きますね。
あとおもしろいことに、ネオヴェリーフェズってもともと岡田スタッドで繁用されていたんですね。中央抹消に伴って岡田牧雄名義となり(オーナーズで募集されたのでしょうか)、引退後は岡田スタッドで繁殖入り。4番仔のライズインザノースはノルマンディーで募集されています。
しかし全体的に繁殖成績はいまいちだったためか、ネオヴェリーフェズは売却されて荒谷牧場の所有に。そして何の因果か、10番仔がまたノルマンの所有となったという形です。岡田スタッドを離れた後に誕生した全兄のオタクインパクトが道営記念2着、北海優駿3着と門別の重賞路線で活躍したことも大きかったとは思いますが、以前母馬と縁があったというのも購入の決め手になったのではないでしょうか。
いまのところ公表されているネオヴェリーフェズの22の基本情報は以下のとおりです。
馬名 | 父 | 性別 | 体高 | 胸囲 | 管囲 | 落札価格 |
ネオヴェリーフェズの22 | ウインバリアシオン | メス | 153cm | 172cm | 20cm | 319万円(税込) |
体高が153cm、胸囲が172cm、管囲が20cmと、この時期の1歳馬にしてはサイズ感はよいほうです。
父ウインバリアシオンは現役時代芝のクラシック路線で活躍しましたが、産駒が総じてダート路線で走っていることを見ると、この仔も基本的にはダート馬と考えてよさそうです。落札価格も安いですし、募集価格990万円くらいで門別募集としてきそうな気がします。そうなると、1口9万9,000円。うん、厳しい。
ただウインバリアシオン産駒に出資したい民にとっては、喜ばしい落札ではなかったかと推察します。牝馬ですが、目指せ北海優駿!父がなし得なかった夢をかなえてけろといったところでしょうか。
来年の1次募集のラインアップに無事載るとよいですね。